CW技術資料 No.4

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CW波形による音の違い



ここには、CW波形による聞こえ方の違いを、実際に波形を見ながら音の聞き比べをします。素材は、1kHzサイン波を使って、毎分100字(PARISで)の速度でキーイングさせたものに相当します。・・・「相当します」というのは、キーイングを実際に行ったわけでなく、素材の波形の立ち上がり〜立ち下がりの時刻をm秒単位でONしたりOFFしたりして作ったからです。一応、ゼロクロスで波形が始まって終わるようにしてみましたが、聞いた感じではゼロクロスの場合とそうでない場合とではあまり違わなかったようです(この辺のネタに関しては、また追って作成します)。

1kHzということで、普段聞いているトーンよりは高めだと思いますが、計算が簡単なので採用したため(ポリポリ)ご容赦ください。なにしろ1波1m秒ですから・・・。順次、実際のCWトーンに近いモノで作ってみます。

なお、波形の製作・成形は、「WaveGene」でサイン波を作成し、「Sound it!」を使用して成形しました。このサイトの他のところはほとんどMP3ファイルを使っていますが、ここはWAVファイルです。


1、立ち上がりでいきなりサイン波がスタートする場合

  一応、ゼロクロスで立ち上がるようにしています。場所によって(成形の都合で)プラスに上がるところから始まる場合と、マイナスに行くところから始まる場合とがありますが、聞いた感じでは違いがわかりません。サウンドボードの挙動によってはクリック感の音色に差が出てくる可能性もあります。


その「キーイングサウンド」


キーイングサウンドの全景


キーイングサウンドの立ち上がり部波形拡大



(音が途切れるような感じがする場合、ダウンロードの回線速度に影響されている可能性がありますので、そのような場合は一旦ハードディスクに落としてから再生してください。)


2、立ち上がり・立ち下がりを、10波でなめらかに変化するようにした場合。

短点の長さは60m秒ですが、1kHzサイン波の10波は10m秒です。短点の10数%の時間を使ってなめらかにしたと言うわけです。なおマークの終わりの部分は、規定の短点の長さまでを一定振幅で継続し、そこから10波で0に落としています。各マークの開始のタイミングはなめらか加工しない場合と同じです。結果的にスペース部分の時間は若干短くなっていますが、CW符号としてはタイミングは同一です。


そのキーイングサウンド



キーイングサウンドの全景


キーイングサウンドの立ち上がり部波形拡大



なめらか変化カーブもいろいろ設定できますが、とりあえずだいたい直線的に加工してみました。もうちょっと変化カーブ自体をなめらかにした方がフーリエ解析した時によけいな成分が少なくなってくるはずです。


3、余韻をつけてみました。

そのキーイングサウンド

立ち上がりは5波、立ち下がりはもっと長めです。
(2003/08/24)


4、ちょっと遊んでみます。

そのキーイングサウンド

真空管時代にはけっこうこんなキーイングサウンドが出回って(?)いました。JA7FWTもどうやらそれに近い波形を出していたようです・・・。カソードキーイングでないとこのようなサウンドはなかなか出せないかも知れません。
(2003/08/24)


5、鋸刃複式電鍵サウンド?

そのキーイングサウンド

一応、ゼロクロスでスタート/エンドするようにしています。聞いた感じは、パソコンのサウンドボードの特性によって多少違いがあるかもしれません。
(2003/08/24)



2003/08/24 update