Ham-net.net/SSTV forum 2004
SSTV Info-BOX
通巻
 No.143
 2004年1月号  JA6OAC 
北九州市 中村
「・・・新春・・・」 時は巡り、また新しい年がやってきました。今年もよろしくお願いします。
ここ数年「ディジタル」の話題で新年を迎えましたが、昨年後半から急にSSTVの世界もディジタル化が進みノイズレスの鮮明な画像の交信が楽しめるようになりました。アナログ時代にお馴染みだったノイズや同期ずれなどから解放され新しい楽しみ方が出来るようになりました。反面、信号処理に時間がかかり、本来の楽しみ方の要素の一つのリアルタイム交信とはほど遠いものになってしまいました。画質を取るかリアルタイムをとるかは議論されるところですがどちらを取るにしても廃れることなく長く楽しみたいですね。 今年はアナログSSTV、ディジタルSSTVそして新たに・・・かな? ますます進化する「SSTV」、楽しみましょう。 ( 今年はみなさんと一緒に運が開けるように宝船のカットを選定しました。 )
今月のヘッドライン
1 ソフトウエア情報
 1−1 DIGTRX Ver1.32 
 1−2 SSTV PAL Multimode (19/DEC/03)
2 NBTV(ナローバンドテレビジョン)
3 一般情報
 3−1 1月13日から電波形式が新表示
 3−2 JASTA事務局交代
 3−3 第6回NVCG SSTVコンテストルール発表
4 SSTVロールコール
 4−1 来月のロールコール&e−QSO
 4−2 今月の結果
5 その他

1.ソフトウエア情報
1−1 DIGTRX Ver1.32
 年末に立て続けに改良版が発表されますます人気上昇中のソフトです。

 1.32ではMMK(マップメーカー)、BBR(バッドブロックレポート)のボタンを追加、「Setup」に「録音だけ」が追加、320*240はオリジナルサイズで表示などが改良されています。
 詳細はJA6AQV植田さんがまとめた「新しく追加れた部分の説明」をごらんになって下さい。

 最近版は画像データの送信途中でブロックエラーした部分のみを再送することも出来るようになってるのでせっかくの画像受信が全くだめになってしまうことは少なくなりました。画像変換速度はRDFTソフト側の問題ですからこの点はDIGTRX側を改良してもどうにもなりませんがブロックの再送信のアイデアはFBです。

  DIGTRX Ver1.32
  Ver1.32日本語取説pdf (Tnx JA6AQV)
  Ver1.32で新しく追加された部分の説明pdf (Tnx JA6AQV)

 ヒント
 ペンティアム4のHT(ハイパースレッド)機能をONにするとウォーターフォールの表示が出なくなるようです。せっかくのHT機能ですがOFFに設定してください。

<参考>
 ディジタル画像の変換速度はソフトエンコードタイプですからパソコンのCPUの能力に依存されてます。約90秒のデータであればおおむねP4ー2.8Cタイプで約30秒程度、P3−1GHzで約100秒程度で復元出来ます。ソフトエンコードですから高速のCPUを使えば使うほど早く処理が出来ますがそんなに先を争って処理しなくても何とかなるものです。
 1−2 SSTV PAL Multimode (2003年12月19日版)
 久しぶりにバージョンアップされました。MMSSTVのエンジンとディジタルSSTVのRDFTソフトを使ってアナログディジタルSSTVの両方に対応したソフトです。
 DIGTRXと同じRDFTソフトを使ってるので相互に交信出来ます。自動受信/自動デコードなどもDIGTRXと同様に動作します。このソフト一つでアナログ/ディジタルの両方に対応出来るのが特徴です。
インストール
 パージョンアップの場合 現在インストールしているフォルダーに12月19日版を上書きしてください。
 初めてインストールする場合。
 1.まずフルインストール版を解凍し任意のフォルダーに収容してください。
 2.RDFTソフトを追加
   RDFT202A.ZIPを解凍し上記のフォルダーに収容してください。RDFT2.ZIPは「2TONE-03.FLTファイル」が含まれていません。RDFT202Aから取り出してください。
 3.ビューワーソフトを設定
  JPEG2000フォーマットの圧縮解凍用としてIrfanVeiw Ver3.85を使用します。Ver3.85を解凍して任意のフォルダーにインストールしてください。なおIrfanViewは使用するOSに合ったものを選択してインストールしてください。
 4.JP2プラグインソフトを追加
  オリジナルのIrfanViewはJPEG2000用のファイルは対応していません。別途JPEG2000用のプラグインソフトを追加します。All_Plugins.exeを実行するだけで自動的にirfanViewにプラグインソフトが追加されます。
 5.マルチモードソフトを起動し、irfanViewのフォルダーを指定すれば設定完了です。

ファンクションキーのF3とF4でアナログ/ディジタルの切り替えが瞬時に出来ます。 

  マルチモードソフトのダウンロードはこちらから。
    (1) SstvPalMultiMode19dec.zip      ・・・・・・・・・・・ 160kB (12月19日版)
    (2) SstvPalMultiModeFullInstall24JUN03.zip. ・・・・・ 2.5MB (フルインストール6月24日版)

  IrfanViewのサイトはこちらから

  SSTVPalマルチモード 12月19日版 日本語取説(579KB) は こちらから。 (Tnx JA6AQV)
  
 SSTVPALマルチモードにWebカメラが。
今回のバージョンではWEBカメラがサポートされました。
 インターネットのメッセンジャーなどでカメラを使われている方はそのままカメラ画像をSSTVPALに取り込めます。
メニューの「Kam」をクリックすれば別ウインドウが開き、WEBカメラが起動します。
{Grab}をクリックすれば送信画面に画像が取り込めます。
({Cam}じゃなく{Kam}と表示してますがちょっとしたミスかな?)

 後は通常の操作と同じで、そのまま送信したり、文字を合成したりなどが出来ます。
 忘れかけていたSSTVの運用の本来の姿であるリアルタイム画像を使うことが出来ます。
 パソコンに取り込んだデジカメなどのきれいな画像もFBですが、オペレータそのものの現在の顔をすぐに送信するのも良いものです。WEBカメラをお使いの方は一度お試し下さい。また最近のデジカメでUSB接続するものにWEBカメラ機能を持ったものもあります。わざわざ専用WEBカメラを入手しなくても高解像度の画像を簡単に取り込めます。お試しください。 
2 NBTV(ナローバンドテレビジョン)
 2001年10月号で紹介したNBTV(ナローバンドTV)の最近の動向です。

 SSTVの進化と同じように本来のメカニカルTVからビデオカメラとパソコンソフトを使ったものに変化しています。またカラーの送信も一部で実験している模様です。さらにSSTVと同様にディジタルNBTVなるものも登場しています。
 32*120程度の小さな画面ですが1秒間に1〜2.5フレームの簡易動画の交信が可能です。Webカメラをそのまま入力出来るソフトを使えば以外とすんなり交信が出来そうです。一部G3RUH型スクランブラーなどを使ったカラー動画を実現しているソフトも有る模様ですがいわゆるSSTVと同様にサウンドカードを使ったAFSKタイプのものもあります。
 以前に比べWEBカメラをお使いの方も多くなっているので簡易的とはいえ動画が楽しめるのは注目するところです。 またFT847など144/435の2バンドを同時に使ってリアルタイム交信実験した局もあります。マック専用のソフトのページもありなかなかにぎやかでした。
 もう少し具体的なレポートが出来なかったのがちょっと残念です。
 興味ある方はインターネットの検索エンジンで「NBTV」を検索すればたくさんのサイトがヒットします。

 実際にフィールドテストをされた方のレポートをお待ちしています。

 以下、参考までにちょっと検索してヒットしたサイトです。

    http://www.qsl.net/hb9tlk/index.html
    http://f1lxj.free.fr/nbtv/nbtv_index.html
    http://www.qsl.net/g4hbt/sstv.htm
    http://www.alphalink.com.au/~brucej/vk3mnnbtv.htm

3 一般情報
3−1 1月13日から電波形式が新表示に
 いよいよ13日から新電波形式での表示に変更されます。13日以降に新免許や変更などの申請には新方式での表示となります。従来のF5の単一表示からずいぶん細かくなります。再免許や変更申請など各局で変換作業が必要になってきます。電管理局で変換をやってくれないので各自で詳細に変換が必要です。

 (1) アナログSSTVは
     SSB送信機を使った場合は「J3FFM送信機を使った場合は「F3F」とCQ12月号の付録にありますが、JARLホームページの記事 (0311-katashiki.pdf)では副搬送波の周波数変調を主に解釈し送信機がSSB,FMどちとも「F3F」となってます。こちらが本命かな? しばらく混乱しそうです。
 (2)ARD9800の電波形式
     SSB送信機では「G1E」、 FM送信機では「F1E」、 データに関しては、「D1E」と決まりました。
     しかし、24MHz以下のG1Eについては、付帯の帯域幅制限の表記が付く可能性があり、まだ、最終決定ではありません。                                            (Tnx JR2XGA)
     音声モードは分かりますがディジタルSSTVモードは「G1D」?

 *新方式で申請された方、情報をお待ちしています。
                              
3−2 JASTA事務局交代
横浜大会のJA2HYD山越さん
 長年JASTA事務局としてご尽力していただいたJA1XVY平野さんが昨年の12月31日で退任し、後任にはJA2HYD山越さんが就任しました。
                   (Tnx JA1XVY)

 平野さんは一度退任後に再び事務局を引き受けていただきました。累計すると10年以上の長期間になったと思います。お疲れさまでした、そして大変ありがとうございました。

 山越さんは日本のSSTVの創世記にcont1200というSSTVソフトで日本のSSTV人口を一気に世界一にしていただいた方で日本のSSTVの歴史に欠かすことの出来ないメンバーの一人です。昨年の第13回全国ミーティング横浜大会の代表世話役としてお力添えしていたベテランSSTVerです。
 ディジタル化が進むSSTVの世界ですが日本の代表する組織としてのJASTAのますますの発展を期待し、御尽力いただけると方だと思います。
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 一般のSSTVerには日本のSSTV代表組織としてのJASTAのますますの活動を期待する声も大きいでしょうが、JASTA創世記のスローガン??の一つであった「あなたはJASTAに何で貢献出来ますか?」の心を各人で自覚しながらそれぞれで出来ることを持ち寄って新たなJASTAの発展に寄与しましょう。SSTV各局、多大なる協力をよろしくお願いいたします。
                                                  
 3−3 第6回NVCG SSTVコンテストルール発表
 今年で6回を迎えすっかり定着したのNVCGコンテストの今年のルールが発表されました。
 運用バンドが3.5から50MHzなどと昨年から一部変更されています。(赤字部分が変更されたルール)

 第6回西日本画像通信グループ(NVCG)主催SSTVコンテスト規約

1主 催  西日本画像通信グループ 代表 JA6AP 清水喜代忠
2,期 間 暦日のUTC時間で実行
 2004年 日本暦日
 ア前半 4月10日(土)09:00 JST(10日 00:00UTC)から
         12日(月)09:00 JST(11日 24:00UTC)まで
 イ後半 4月17日(土)09:00 JST (17日 00:00UTC)から 
         19日(月)09:00 JST ( 18日 24:00UTC)まで

3. 参加資格
アマチュア無線の資格を持ちSSTV{電波型式J3F&F3F(旧3F5& F5)など}の免許を受けている国 内外のアマチュア無線局
4, 運用を周波数
  自局が免許を受けている3.MHzから50MHzまでの周波数帯(電波法及び郵政省令に定められた周波数帯)
5,空中線電力  自局に免許された電力の範囲内
6,コンテストナンバー
  西日本画像通信グループのメンバー局(NVCGホ−ムペ−ジに掲載の会員名簿の記載の65局(平成15年度)はRSVにM(M=メンバーの局を表す)を付加する
(例:595M)
  メンバー以外の局は通常のRSVのみを相互に送る。
7,ポイント
   NVCGメンバー局との交信は2点、一般局との交信は1点とする。
  コンテスト期間を通じて、すべての相手局は1交信のみ有効とする
8,マルチ
 周波数帯に関係なく以下の項目をマルチとしてカウントする。すべてのプリフィックスが異なる局と交信した最初の1局を、マルチ としてカウントする。
9,得 点  総ポイント×マルチポイント=総得点数
10,エントリ−部門
  国内局部門 及び海外局部門の2部門とする。
11,入 賞
  国内部門  1〜3位に表彰状と副賞を贈ります
        他に14位と21位および50位の3者にボ−ナス賞を贈る。
  海外局部門 1〜3位に表彰状を贈る  
12,LOG及びSUMMARY sheet の提出
  NVCGの推奨している「log & summary」またはJASTA JARLの形式のものに順じて記載したものを郵送、またはe-mailで送付する。
NVCG推奨のCONTEST LOG & SUMMARY のprogram はここをクリックするとDown loadできる。      http://www.roy.hi-ho.ne.jp/shimamura/
   提出先 宗像市葉山1−21−5 JA6AP 清水喜代忠
              E−mail ja6ap@jarl.com 
13, 提出締め切り
  2004年5月30日(日)暦日内に発信のe-mailまたは郵便消印のもの
14、注意事項
 (1) コンテストル−ル違反、サマリ−シ−トおよびマルチに計上する交信のLOGの不備は失格とする
 (2) 同一局との交信は周波数帯を問わずコンテスト期間中1交信のみ有効とする
 (3) クロスバンドおよびラウンドQSOによる得点は無効
 (4) 同時に2波以上の電波の発射による交信での得点は無効
 (5) コンテストに使用する画像は特に指定はしない
15,結果の発表はNVCG、QTCのホ−ムペ−ジ及びCQ誌、JASTA、等で発表する。
                                                          以 上

                                                        (Tnx JA6AP)
4 SSTVロールコール
4−1 来月のロールコール & e−QSOミーティング
   来月のロールコールは1通常通り第一日曜日に開催します。M/Cの指示に従ってチェックインしてください。
   またHF帯でのロールコール終了後にe−qsoを使ってのネットミーティングも開催します。こちらはおおむね10時30分過ぎから11時までにはミーティング開始します。 「JA−SSTV」でお待ちしています。
  次回のロールコールは 2004年2月1日 (日) 10:00JSTから
   開催周波数  14.283MHz または 14.280MHz
   予定M/C    JA7ND  、JE6KBH

  e−QSOミーティング
   開催ルーム名 「JA−SSTV」
   開催時間 HF帯ロールコールが終了後に開始します。ルームはそれ以前にオープンしておきます。
   予定M/C    JA7ND  、JE6KBH
4−2 今月の結果
新年明けましておめでとうございます。今年一年宜しくお願いします。

ロールコール開始と同時に、私の無線機がトラブル、送信できなくなり、川嶋さんから始めていただきました。
無線機を最終的にリセットしてようやく、途中から参加しました。(JA7ND)
今回は、特に皆さんからの意見、提案、情報等はなく、10時45分頃無線による情報交換は終了しました。
その後10時50分ごろから「eQSO」インターネットによる情報交換を行いました。(11時20分頃終了)

****チェックインいただいた局****
14.283Mhzにチェックインいただいた局

*JH1HBK,
*JR2BCT,
*JA3CFH,
*JA4QYQ,
*JA6AP,JA6AVQ,JA6OAC,
*JA7AZU,JA7HHW,JA7KID,
*JA8FSA,

eQSOにチェックインいただいた人

*JA2PIT,
*JA6AVQ,JA6CYA,JA6OAC,
*JA7HHW,SWL−9876,SWL−2615,
*JA8FSA,
*VE9DGS,

           M/CJE6KBH,JA7ND

記事に間違い等ありましたら連絡ください。訂正させていただきます。
掲載責任 JA7ND
E−mail:ja7nd@jarl.com
 
 まとめ
 今年は比較的のんびりとお正月を迎えましたが、レポートのまとめは相変わらず自転車操業が続いています。大晦日、元旦と連日パソコンに向かって頭を悩ませながら作業を進めてました。とどめの一発が元旦に来てしまい少々あわてながらまとめとなってしまいました。このところメインパソコンがなんだか変だと思ったら、どうもメインボードが不安定になっている模様で、メモリーテストすると同じアドレスでエラーが発生し、メモリーを交換しても変わらず??? 悪いウイルスがどこかに常駐してしまったのかな??ぼちぼち寿命にしては少々早すぎるが。新型機の導入も検討せねばと思案中。
 何とかなだめながらの作業でしたが来月号の締め切りが今月31日とは。 またまた徹夜の作業が見え隠れしそう。
情報提供協力局
 JA1XVY,JR2XGA、JA6AQV、JA6AP
今月の画像素材はhttp://toko-atorie.ciao.jp/から
------- SSTV info-box 143 (Jan.4 2004)------
   ◆編集者:   中村正仁(JA6OAC)  
   ◆情報は ja6oac@ham-net.net まで