SSTV info-BOX  Vol.113  2001年7月号

 梅雨明けまではまだまだです。今年の梅雨は一気にどかっと降る男性型とのことで各地で鉄砲水などの被害が出ています。みなさんの地方ではいかがでしょうか。じめじめした梅雨の無い北海道がちょっぴりうらやましいところです。
 さて、HFのコンディションも上がり、ただいま21MHzではおなじみのFR5ABがアクティブにオンエアしています。来月のコンテストに備え、設備の調整をするのもよし、ばりばりオンエアするのもよし。マイペースで楽しみましょう。
【今月のヘッドライン】
1. 第11回SSTV全国ミーティング高知大会情報
 大会まで後2週間、参加申し込みはお早く願います。鯨見物参加費は高知港で徴収します。
2. ソフトウエア情報
2-1 MMSSTV Ver1.02 新通信方法のvariSSTVに対応。
2-2 CQ7月号にMMSSTVの記事 
3. 一般情報
3-1 コンテスト情報
   (1) 第3回NVCGコンテスト結果
   (2) 第24回JASTA主催SSTVアクティビティーコンテスト
3-2 デジタルSSTVへの試み (NVCG総会技術講演から)
3-3 JA7UQ鹿間さんJCC300のSSTV特記No.1を取得
4. 来月のSSTVロールコールについて
 通常通り、第一日曜日の8月5日に開催します。

1. 第11回全国SSTVミーティング高知大会情報
 
 大会まで後2週間となりました。まだ参加申し込みをしていない方は早めに申し込みをされてください。申し込むときにイベントのホェールウォッチングへの参加の可否も追加してください。本場の「鰹のたたき」をたっぷりいただきましょう。 
大会日程  ホェールウォッチング
 7月14日(土曜日)
       8:00− 9:00 乗船受付
       9:00       高知港出港

                   ホェールウォッチング
      15:30       高知港帰港
  ホェールウォッチングの料金の徴収
  当日の朝、高知港にて高知大会関係者がお待ちしています。ここで参加費用を徴収します。正規の乗船料は5000円です。SSTV大会参加費とは別会計となります。


  SSTV全国大会
  7月14日(土曜日)
     16:30〜      受付
     18:30−21:00 懇親会 (おみやげ交換会あり)

  7月15日(日曜日)
     9:00 −     記念写真撮影
                
講演 ピコソフト 一色さん
    12:00 昼食(弁当)後、 散会

大会会場   大会会場
    国民宿舎 桂浜荘(かつらはまそう)
      〒781-0262 高知市浦戸城山830−25
       Tel (088)841-2201
       http://www.kochi-f.co.jp/katsurahamasou/
       http://www.city.kochi.kochi.jp/kankou/katurahama/index.htm
大会参加費
  大会参加費  16000円 
(宿泊費、前夜祭懇親会費、大会朝食、昼食含む) 参加費は大会当日、受付にて徴収します。予約時点で参加人数を確実に事務局へ連絡してください。
 SSTVクラブ局開設  高知SSTVクラブ:JH5ZYT を開設します。
 大会当日会場の桂浜荘でSSTVクラブ局を開設します。大会参加者は従事者免許を持参してください。HF帯、V/UHF帯でクラブ局の運用が出来ます。鯨見物に参加されない方は早めに会場の桂浜荘へお越しください。
公式ホームページ    http://www.netwave.or.jp/~komi-ail/ 
参加申し込み
 参加予約を受付しています。
 必ず公式ホームページからe-mailで申し込んでください。なお予備予約をされた方へは順次確認メールが届きます。ここで正式申し込みを行ってください。

 申し込み先 こちらへどうぞ
 
問い合わせ先  〒780−8072  高知市曙町1−5−47   畠山正則 JA5AIL
                電話/FAX 088−850−0215
                e-mail komi-ail@mail.netwave.or.jp
         (問い合わせはできるだけe−mailでお願いします。)
Tnx Info JA5AIL

2. ソフトウエア情報
2-1 MMSSTV Ver1.03 新通信方法のvariSSTVに対応。
   先月の12モードの追加からわずか半月でVer1.02を発表し、高精度傾き調整や低レベルサウンドバッファや新FM復調方式などを追加し、さらに月末のVer1.03ではスベクトラム表示にFM復調器方式が追加されチューニングがしやすくなるなど多岐にわたり改良され、ますます使いやすくなりました。       
Ver1.01からVer1.02で改良された箇所は さらにVer1.02からVer1.03で改良された箇所は 
  ・FM復調方式にヒルベルト(hilbert)変換方式を追加
  ・高精度傾き調整機能の追加
  ・Vari SSTV機能の追加
  ・低レベルサウンドバッファ処理を改善
  ・同期画面にTX(TX offset)ボタンを追加
  ・自動起動処理の誤動作改善
  ・バグの修正および細かい点の改善 となります。
  
  ・スペクトラム表示に「FM復調器」方式を追加
  ・AFCボタンを追加
  ・テンプレートのポップアップメニューに「元に戻す」を追加
  ・バグの修正およびその他の細かい点の改善
 
・FM復調方式にヒルベルト(hilbert)変換方式を追加
  デジタル処理で一番標準的なFM復調方式です。非線形処理を伴わないのでエリアスの発生が無く、振幅変調の影響を受けにくい方式です。(タスコのスキャンコンバータと同じ方式です。)
                                       Tnx Info. JA6UHL西村さん

具体的な信号処理に興味を持たれた方はCQ出版から発行されている
「DSP処理のノウハウ」JA6UHL西村さん著をご覧ください。
           

 CQ出版社、書籍案内のページの[DSP処理のノウハウ」のページ
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/33521.htm

Tnx Info. JA6UHL西村さん
 ・高精度傾き調整機能の追加
 現在受信中または直前に受信した画像信号を元にして傾きを自動計算します。受信信号が良好な場合、誤差は概ね2ppm以内になります。タスコのTSS-1を持っていない局も相手局が傾き調整を実施していれば簡単にかつ高精度に傾き調整が簡単に出来ます。
 ・Vari SSTV機能の追加
  光の3原色はRGBに分解するとR=29.8%、G=58.8%、B=11%になる事に着目し、フルデューティ(フルパワー)動作の通常のSSTV信号をRGBそれぞれの信号に合わせ送信出力を押さえ、送信機終段の保護と信号低減によるノイズの影響を少なくする通信方式です。スコッテイモードやマーチンモードなどのRGB方式で伝送しているモードに対応しています。
  送信信号の内、同期信号のみを100%のフル出力とし,赤信号Rを29.8%緑信号Gを58.8%、青信号Bを11%に出力を低減して送信します。
  実際にVariSSTVの信号を受信すると、送信する画像によっても違いますがおおむね周期の早いQSBを伴った「ふわふわしたこもった感じ」の独特な信号になり、すぐにわかります。
  またRGBそれぞれで送信出力を可変しているので送信機の負荷を連続フルパワーから軽減出来ます。逆に今までは送信パワーを絞って使用していた場合、さらに送信のトークパワー(?)を増加させることも可能になります。
    (音声とSSTV信号のバランスを保つため、SSTVの送信出力を下げていたものがもう少しアップさせる事も可能です。)
 VariSSTVに興味ある方は「http://www.supersam.co.uk/sstvpwer.htm」を参照してください
  低コンディションでのVari SSTVの画像
  ローカル局(JR6IKP小河さん)の協力により、21MHz帯で擬似的(ローパワー、アンテナ他方向)低コンディション状態にしてVariSSTVを使って受信した画像です。スコッテイS1モードを使用し、送信側の出力を可変し、受信側はVariSSTVを選択したままで比較した。
(1) 条件1
Sメーターはほとんど振れない状況で受信。画像の安定はよいが、暗い部分の青色のノイズが極端に目立つ。
 低コンディションでは少々辛いかな?
(2) (1)と同じ状態のまま、通常のSSTV信号に戻して交信した画像。Sメータは少し上昇し、1ないし2の状態。カラーノイズは消えた。
 (この受信状態と同じレベルでのVariSSTVをテストすればよかったが。。・・・・。)
(3) 条件2
 VariSSTVで通常のハイパワー(100W??)にて送信し、これを受信したもの。受信レベルが強ければ上記の画像とさほど変わらず。
 画像2と同様な送信出力でVariSSTVをテストすればもう少し細かく確認できたと思う。このようなわずかなデータでは一概に判定出来ないが、VariSSTVも通常のSSTV信号も低レベル環境での画像復調はそもそもSCFM変調なのでスレッシュホルドレベル以下になると辛いのはしかたがないところです。画像の同期は安定しているので同一受信レベルでの細かな比較が必要でした。しかし送信機の終段の負荷低減の効果を主体に使うとすれば確実に効果はあります。「ふわふわ」とした独特な信号音を各局一度おためしください。   de JA6OAC
 ◆ソフトウエアのダウンロードは
   森さんのホームページ:
      http://plaza27.mbn.or.jp/~je3hht/

   MMSSTV のホームページ
      http://plaza27.mbn.or.jp/~je3hht/mmsstv/index.html
 

2-2 CQ7月号にMMSSTVの記事
  CQ2001年7月号のP.100から105にわたり、JA3CF岩崎さんが『SSTVソフト「MMSSTV」を使いこなす』と題してMMSSTVを解説しています。また記事の中にJA7HHW村山さんが送信スラントの調整方法を載せています。ご覧ください。

3. 一般情報
3−1 コンテスト情報
 (1) 第3回NVCGコンテスト結果

 NVCGのホームページに今年のコンテストの結果が発表されています。 入賞した各局、おめでとうございます。
    
国内部門 一位 JA4DCG 8576ポイント
国内部門 二位 7K4PJL 7150ポイント
国内部門 三位 JA1PSS 4050ポイント
海外部門 一位 HL1AQ 2204ポイント
VUS入賞者 7K1OBK 156ポイント
 (2) 第24回JASTA主催SSTVアクティビティーコンテスト

  今年も恒例のJASTA主催SSTVアクティビティーコンテストが8月に開催されます。 国内最古のSSTVコンテストです、真夏のマラソンコンテストですから無理をせず楽しく参加してください。
コンテスト期間 国際標準時間の8月1日(水)0時〜8月31日(金)24時
 (日本時間 8月1日 9時 〜 9月1日 9時まで)
参加資格 アマチュア無線の資格を持ち、SSTV(3F5,F5)の免許を受けている局。
 運用周波数 14MHz帯以上で自局に免許された周波数帯
コンテストナンバー RSV+001から始まる3桁数字。
 ポイント 必ず、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信する。
 (1)  14MHz帯 :1点
 (2)  18〜430MHz帯 :2点
 (3)  1200MHz帯以上 :3点
・ コンテストでのQSOは、 相手局と1対1とし、ラウンドQSOは認めない。
・ 海外局との交信もポイントとして認める。
・ 同一局との交信は周波数にかかわらず一日一回のみ有効。
注意:同一日は、国際標準時間を基準として判定すること。
  コンテストルールの詳細はJASTAのホームページをご覧ください。

なおJASTAホームページではJASTAのロゴマーク、ログフォーマット、サマリフォーマットのダウンロードができます。
3−2 デジタルSSTVへの試み(NVCG総会技術講演から)
   6月10,11日に福岡県宗像市の「グローバルアリーナ」で今年の総会が開催されました。今年の技術講演の中で注目したのはJA6UHL西村さんが報告したデイトンのハムベンションレポートでした。
   ハムベンションの様子や気になった展示商品などのレポートはCQ誌7月号のP.50-52をご覧ください。またSSTVフォーラムで発表されたHD-SSTVはデジタルSSTVへの実際にオンエアーでの試みがW−VK間で実験されたものの報告でした。
  この交信実験は画像ファイルをバッチ処理を介在して行ったもので、リアルタイムのデジタルSSTV交信にはまだまだほど遠いものですが、具体的にデジタル処理を行った画像通信としてはなかなか興味ある実験でした。
  詳細レポートはham-net.netのSSTVコーナーをご覧ください。

3-3 JA7UQ鹿間さんJCC300のSSTV特記No.1を取得
   JA7UQ鹿間OMがSSTV JCC-300のNo.1の取得の快挙を成し遂げられましたのでお知らせ致します。
   おめでとうございます。                                              Tnx JH1PBB
   
JA7UQ 鹿間さんのコメントです。

 SSTVを始めて23年でやっと、6月18日付けでタイトルのアワード「特記No.1」を取得することができました。これでSSTVの特記アワードが四枚になりました。JCC-200を取得してから4年半かかりました。次の目標はやはりJCC-400のNo.1です。ここまでできたのは、JASTA事務局の方や全国の熱心なSSTVの愛好者のおかげと感謝しています。
 大変ありがとうございました。
                         JA7UQ/鹿間
JA7UQ鹿間さん取得のJCC300(SSTV特記No.1)
 

4. 来月のSSTVロールコールについて
    来月のロールコールは通常通り第一日曜日に開催します。いつものようにアクティビティコンテストの真っ最中です。出来るだけ手短に行います、参加各局も協力よろしくお願いします。

開催周波数はいつも通りで、14MHz帯と7MHz帯で同時開催します。多数の参加をお待ちしています。

  次回のロールコールは 2001年8月5日 10:00JSTから

予定M/C 7MHz帯(7033KHz)           JH1PBB、JA3KYE
      14MHz帯(14.280または14.283MHz) JA7ND 、JE6KBH
まとめ

---------SSTV info-box 113 (July 1 2001) ------------------
   ◆編集者:   中村正仁(JA6OAC)
   ◆情報は: ja6oac@ham-net.netja6oac@jarl.com まで