SIX NEWS plus May '08
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


昨今のコンピューターウィルスによる悪影響を考慮し,本文中及びリンクを
張る E-mail アドレスの "@" は "(at)" と表記します。

【各国短信】
*Afghanistan, T61AA.
 アフガニスタンから QRV している Ross:T61AA (VK1UN, ex-VK1UN/VK8UN, 4W6UN and EX1UN) は、
Faizabad の新たなシャック (MM21oe) から 50/144MHz の EME への QRV の準備を進めている模様。
Ross は IC-7000 と東京ハイパワーの HL-1.5kFx、Palstar のオートアンテナチューナーと Cush-
craft の R6000 ヴァーティカル・アンテナ、それに Zepp アンテナを使用し、14MHz に QRV して
いる。 近日中に 14MHz の 2el と 50MHz の 8el を設置したいとのこと。 彼はアフガニスタン
に 2010年まで滞在する予定。

*Greece, SX1FRE. Turkey, TA---- 
 太古のギリシアで使われていた「のろし」による通信システムを見直すイベントが、7月11〜14日
にギリシアとトルコのアマチュアにより開催される。 両国の主要な山の頂上に移動局を設置し、
144MHz などを用いてメッセージを中継するもの。 ギリシア側は、
 Station 1 (Lemnos Isl): SX8FRA
 Station 2 (Athos mnt) * : SX2FRB/A
 Station 3 (Kandili Evia): SX8FRC
 Station 4 (Mesapio, Biotia): SX1FRD
 Station 5 (Kitheronas): SX1FRE
 Station 6 (Gerania): SX1FRF
 Station 7 (Arachneon, Peloponisos): SX3FRG
 Station 8 (Mikines): SX3FRH
の特別局を設置する予定。 これらの局は、最低でも 144MHz SSB/FM のシステムを構築し、中継
イベントの前後は、多くの局との交信にチャレンジする。
 上記のうち、Station 5:SX1FRE は、SV1EEX, SV1EOS, SV1JGX, SV1JGW らによって運用され、
3.5-144MHz 及び 430MHz の SSB/FM/SSTV/RTTY/PSK と MS 及び JT6M にトライする。 設備は
Kenwood:TS-480 SAT, Icom:IC-7400, Yaesu:FT-857/FT-897 と、50MHz は 6elx2, 144MHz は 10el
x2 と 5el Quad, 430MHz は 10elx2 と 6el Quad を使用。 また、HF はワイヤーアンテナを使用
する予定。 QSL はビューロー経由で請求のこと。 SX1FRE の運用スケジュールなどの詳細は
sv1eex(at)raag.org に問い合わせられたし。
 上記のイベントは Radio Amateur Association of Greece (RAAG) のサポートによる。 詳細は
raag-hq(at)raag.org に問い合わせのこと。 また、リクエストなどがあれば、実行委員の
SV1BJY (DANAOS1(at)vodafone.net.gr), SV1KP (sv1kp(at)raag.org)  あるいは SV1EM 
(exar(at)acci.gr) などに連絡すること。
 なお、上記 *:Mount Athos のライセンスが降りない場合は、Salonica の Hortiatis山から
代替局を運用する予定。

【ペディション関連】
*Scotland, GM3USR/p(EU-012) & GM0SCG(EU-008)
 Gordon:G3USR は、6月4〜8日に Shetland の Yell島及び Fair島から 7-50MHz の SSB を
100W で運用する。 QSL は G3USR 宛へ、ダイレクトが望ましいが、ビューロー経由でも
受け付けるとのこと。
 また、Sands contest group (M0SCG) の会長を務める Kevin Redmond:G6FKE によると、
彼らは 9月22〜28日に Workington ARS と合同で、Scotland 西沖に浮かぶ Inner Hebrides
諸島の一つ、Jura島への DX ペディションを計画している。 現地には10人以上のオペレー
ターが上陸し、14MHz または 21MHz の SSB運用局、18MHz の デジタルモード/CW の運用局、
1.8/3.5/7MHz のローバンド運用局と 50MHz を運用する設備など、3〜4の設備を設置する
予定。 一行は滞在中に1万QSO 以上の交信を目指している。

*Christmas Isl., VK9XWW, VK9XHZ, VK9XOR, VK9XME.
 7月の10日間、4人のオペレーターが Christmas島から 1.8-28MHz と可能であれば 50MHz を
運用する。 メンバー及びコールサインは、Manuel:CT1BWW(CW/SSB/RTTY/PSK31/SSTV)-VK9XWW, 
Juan:EA3GHZ(CW/SSB)-VK9XHZ, Juan:EA45EOR(SSB/RTTY/PSK31/SSTV)-VK9XOR, Claudina:EC5BME
(YL-SSB only)-VK9XME。 現地にはハイパワー設備を1セットと、ベアフット2セットを設置
して運用する予定。

*Liechtenstein, HB0/DL2SBY, HB0/DF1SR.
 Kazik:DL2SBY と Georg:DF1SR(ex-DD0SB) は、リヒテンシュタイン行きを計画している。
現地からは 5月5〜12日に運用し、EU-EME contest に 1200MHz部門で参加する予定。
運用地は標高 1200m で、3.5-50MHz の CW/SSB/RTTY を 600W+Butternut HF9V(ヴァーティ
カル・アンテナ)で QRV する。 EME は 1296.080MHz (500W) 及び 2320.080MHz (200W)
で送信し、共に3mディッシュを使うとのこと。 http://home.arcor.de/dl2sby/ にウェブ
サイトを準備している。

*New Caledonia, FK/JK1FNL. OC-032.
 Nao:JK1FNL は 5月5〜10日に New Caledonia (OC-032) の Noumea から FK/JK1FNL で
7-50MHz (100W) を運用する。 QSL はホームコール宛へ。

*Micronesia, V63DX.
 Shoji:JA7HMZ は、5月19〜24日に Pohnpei から 50MHz を含むオールバンド・オール
モードで運用する。 コールサインは V63DX の予定。 QSL はホームコール宛へ。

Denmark, OZ1RDP. EU-125.
 Gaby:DM1CG 及び German Radio-Scouts の一行は、5月10〜13日にデンマークの ROMO 
(Kongsmark) に行き、EME を含む HF-430MHz を運用する。 50MHz は TS-850+トランス
ヴァーター+500W に 3el 八木を使用し、SSB/JT6M に QRV する。 QSL は DL9BCP 宛へ。

*Morocco, CN2DX.
 Andre:HB9HLM は、7月26日〜8月8日にモロッコの IM63bm から 50MHz 及び 144MHz を運用する。
50MHz は 100W で、144MHz は 200W+7elx2 をそれぞれ使用する予定。 QSL は EA7FTR 宛へ。

*Brazil, PY100JA.
 今年は日本人がブラジルに初めて移民した年から100周年。 これを記念して、4月〜12月に
ブラジルから特別局 PY100JA - PAPA YANKEE ONE HUNDRED JAPAN ALPHA - が運用される。
この局は PY2(Sao Paulo 近郊)のグループにより、1.8-50MHz で運用される予定。 QSL は
9月以降に PY2PA に請求のこと。

*Iceland, TF/W3EP.
 Emil:W3EP は、アイスランドの 23のグリッドのうち 9のグリッドからの運用を計画している。
Emil は 7月26日〜8月6日にアイスランドに渡り、時間が許す限り 50W+ダイポールで TF/W3EP の
コールサインで運用する。 7月29日〜8月1日には IP05, IP15, IP16 から、その後の 8月1〜3日
には HP93, HP94, IP03 から、それぞれ UTC の朝と夕方に QRV する予定。 周波数は 50.101MHz
付近を使い、コンディション次第で QSY する。

*Fiji, 3D2A. OC-121. Update.
 Eddie:VK4AN と彼の息子の Raj:VK4FRAJ は、5月17日からフィジー、Lailai島の Malolo
(IOTA:OC-121) から FT-450AT+ALS-500M (500Wアンプ) 2セットと、50MHz 用に FT-100
を持ち込んで 3.5-50MHz を運用する。 周波数は、CW がバンドエッジから 2-5kHz、SSB/
RTTY/PSK31 は
SSB :  3795/7095/14195/18145/21295/24925/28495kHz
RTTY:  7042/10112/14082/18102/21082/28082kHz
PSK31: 7042/10112/14072/18102/21072/28072kHz
また、50MHz は 50.105MHz でビーコンを発射し、CW/SSB ともこの周波数で運用する。
運用中のログは、 http://hosenose.com/logic/logcheck/default.aspx で毎日公開する。
QSL は VK4AN 宛へダイレクトまたはビューロー経由で。

*Nicaragua, H7/KE9I, H7/AJ9C.
 Jerry:KE9I と Mike:AJ9C は 10月25〜26日の週末に開催される CQ WW SSB Contest にマルチOp・
シングルTX 部門で参加すべく、10月21〜30日に YN2N のゲストハウスに行く。 コンテスト用の
特別コールサインを申請中だが、発給されない場合は H7/AJ9C でコンテストに参加の予定。 コン
テスト前後は H7/homacall で、1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY を運用する。

*Cayman Islands, ZF2GU. NA-016.
 Gerd:DL7VOG は、4月28日〜5月14日に Grand Cayman島 (IOTA:NA-016) から ZF2GU を運用する。
これまでのペディション同様、IC-706MKIIG, 3.5-50MHz には HF9V ヴァーティカル、1.8MHz には
Inverted L アンテナを持ち込む。 CW/RTTY をメインに運用するが、リクエストがあれば SSB に
も QRV する。 現地ではインターネットにアクセスできるので、http://www.qslnet.de/zf2gu 
のサイトで毎日ログをアップデートする予定。 QSL は、望ましい順に (1) ビューロー経由、(2)
qsl(at)dl7vog.de 宛へ e-mail で請求、(3) ダイレクトで請求 により受け付ける。
運用地の周辺には人家が少なく海岸の目の前なので、ノイズが少ないところだと確信している。

*Glorioso, TO4Gxx. Postponed.
 Glorioso への大規模な DXペディションチームのリーダーである Didier:F5OGL からの情報に
よると、5月にペディションを計画していた仏領 Glorioso からの運用は、フランス軍当局が
南インド洋に浮かぶこの島で、6月上旬から 2〜3か月に渡ってインフラを整備する工事を行うこと
から、軍当局との合意によりこれらの工事完了後の 9月下旬以降に DXペディションを延期すること
とした。 このペディション自体は中止になっていないので、今後軍当局と詳しい日程などを協議
して決めていく予定。 新たな情報は、可能な限り早めに公表していくとのこと。

*French Guayana, EME operation, Cancelled.
 SIX NEWS plus 4月号でお知らせした、5月上旬の Jean-marc:F1HDI らによる仏領ギアナからの
EME を含むペディションは「予期せぬ個人的な理由」により中止となった。 現時点では計画の
延期や再実施は考えていない模様。 DXCC のニューを狙っていた皆さんにお詫びするとのこと。

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/1 es KE1EO
木下司朗 in 東京/福岡
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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