SIX NEWS plus January '09
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


昨今のコンピューターウィルスによる悪影響を考慮し,本文中及びリンクを
張る E-mail アドレスの "@" は "(at)" と表記します。

【各国短信】
*Switzerland, HB9. 
 Peter:HB9RUZ などの情報によると、スイス通信当局は 2009年1月1日から 50MHz を
アマチュア局に二次業務として割当てた。 全てのスイスのアマチュア局と CEPT ライ
センス保持者は、50-52MHz の周波数帯で 100W PEP の条件で運用できる。 従来あった
アンテナ偏波や EIRP 25W などの規制は撤廃となった。 但し、イタリア北部には、
まだ TV 放送が残っているので、一次業務局に混信を与えてはならないとされている。

*Macedonia, Z3. 
 Vevcani のカーニバルを記念して、1月1〜15日に特別局 Z309KNV が運用される。
Mome:Z32ZM は、コンディションが良ければ 50MHz に QRV する。 QSL は Z35W 宛へ。

*Laos, XW. On Tuesday, 
 このほど XW1A と 50MHz EME で QSO した W1JJ と W7GJ によると、XW1A/XW1B は 
50MHz の 5el があるが、EME 用に YU7EF デザインの 10elx4 を方位角・仰角共に回せ
るように設置する計画とのこと。 この大型アンテナが実現すれば、2009年夏のスポラ
ディックEシーズンには、ヨーロッパ方面などとの交信が期待される。

【ペディション関連】
*Namibia, V5. 
 2009年1月のナミビア (JG73ni) への VHF ペディションは、HB9CRQ が率いて EME を
含む 50/144/432/1296MHz に 1月7日の月の出〜16日月の入に QRV する。 運用地は
ナミビアの Luderitz (JG73ni) で、このペディションのコールサインは、V5/KT6Q を
使う。 一行は 50/144/432/1296MHz の EME、サテライト (AO-7, FO-29, AO-51) そして
海外との(大西洋越)の DX 通信に力を入れる。
 EME では 144/432MHz をメインに 50/1200MHz は時間が許す場合に QRV、オールバンド
出 JT65 を運用するが、144/432MHz では CW でも運用する。
 現地からの情報は http://www.hb9q.ch または http://www.mmmvhf.de のサイトに
公開する。
 現地の設備は次のとおり。
-  50MHz EME: 6M7JHV (7el) シングル+Acom1000アンプ (400W)
- 144MHz EME: 方位角(水平)+仰角(垂直)制御可能な 2M9SSB(9el)x4+400W アンプ
- 432MHz EME: 手動制御の 432-12EME(12el)x8+TE system 180W アンプ
-1296MHz EME: 59el八木 (21波長)+80W アンプ
-144MHz 長距離伝搬向け:2M19XXX (19el) ロング八木+180/300W アンプ
-サテライト向け: 方位角(水平)+仰角(垂直)制御可能な 144/432MHz 用 M2 クロス
         八木及びバックアップ用に M2 Eggbeaters
オペレーターは、Hal:ZS6WB, Pine:ZS6OB, Dick:ZS6BUN, Sarel:ZS6AC, Dave:N7BHC と
Dan:HB9CRQ の6名。 制限があるかもしれないが、現地からはインターネットへ可能な
限りアクセスし、http://www.hb9q.ch を毎日アップデートしたい。

*Brazil, PY. 
 上記の V5/KT6Q との大陸間(大西洋越え)交信を狙って Japy DX Group が、ブラジル
のグリッド HH18fd から 1月12〜17日に 50/144/432MHz で運用する。 詳細は次のとおり。
コールサイン: PY6/PY2ENO(特別コール申請中)
運用周波数及びモード:50/144/432MHz SSB/CW/デジタル(WSJTを含む) 
設備:FT-897D 及び IC-706MKIIG
アンプ: 144MHz=自作 500W、432MHz=Mirage B1010 100W
アンテナ:50MHz=KLM 6M 7LD (7el) 水平偏波 
         144MHz=K1FO 12el 水平偏波
         432MHz=K1FO 22el 水平偏波
プリアンプ:144MHz のみトップマウントの SP2000 (SSB Electronics) を設置
詳報は http://transatlantic.japydx.org のサイトを見られたし。

*Solomon. Isl., H4. 
 Siegfried (Sigi):DK9FN は、3月に Temotu から Bernhard:DL2GAC/H44MS らと共に
運用する。 Sigi は、3月2日(月)に Temotu の Lata に到着し、その日から QRV
する予定。 現地からは丸2週間、16日(月)まで運用する。 今回は家族旅行では
ないので、一行は交替で運用し、最低でも1日12時間は QRV できる予定。 Sigi は
1.8〜50MHz の CW のみを運用、Bernhard は H40MS のコールサインで SSB と Pactor
を、Hermann:DL2GAC は 144MHz の EME をそれぞれ運用する予定。 コールサインは
現時点では未定。 Sigi は 10年前に Temotu から H40FN のコールサインで運用した
経験があるので、今回もこのコールサインの発給を申請している。
 現地には Ameritron の ALS-500 アンプを持ち込み、車のバッテリーで運用したい
意向。 QSL マネージャは、前回同様 HA8FW が担当し、ビューロー経由での発送を
基本とするが、急ぎの QSL はダイレクトでも受け付ける。 返信用費用は IRC では
なく、US$1 2枚を同封して欲しいとのこと。 ドネーションも歓迎する。

*Wallis and Futuna, FW. 
 HA0NAR, HA9RE 及び HA9SDA は、ローバンドでのニーズが高い Wallis and Futuna:
FW から1か月にわたる運用を行う。 現時点での運用期間は 1月23日〜2月23日で、
現地でのコールサインは FW0RE を希望しているが、取得できない場合は FW/homecall 
で QRV することで、運用許可を待っている。 設備は FT-897D 3台と 1kW クラスの
半導体アンプを2台に 1.8/3.5/7/10MHz 用のヴァーティカル・アンテナと 14/18/21/
24/28MHz 用にはスパイダービーム、50MHz 用には 6el を準備する。 QSL は HA8IB 
宛へ。

*US Virgin Is., KP2. 
 JA1CJA, JA3AVO と JA3BZO は、US Virgin 諸島の St. Croix のレンタルシャックから
1月17〜22日に運用する。 コールサインは、KP2/homacall で、1.8〜50MHz の CW/SSB 
及びデジタルモードに QRV する予定。 彼らは往復途上の 1月8〜14日と 25〜27日に
ワシントン州の Everett に立ち寄る予定。

*San Andres, 5J0. Update. 
 SIX NEWS plus 2008年11月号でお伝えした、この6月に実施される予定のコロンビア
San Andres島からの DX ペディションの続報。 運用地のグリッドロケータは EK92dm、
50MHz の周波数などは次のとおり
・ブレーカブル・ビーコン:50.106.2MHz
・WSJT MS 〜ランダム QSO: 50.260 MHz で最初の1分間 CQ を出す
・WSJT EME: 50.198.5MHz で最初の1分間 CQ を出す
設備は FT-950, FT-450AT と ACOM の HF/50MHz 1kW アンプを持ち込み、アンテナは
50MHz は 7el(手回し)、HF はワイヤーとヴァーティカルになる見込み。
 QSL は W1JJ の QRZ.con 宛の住所へ、返信用切手などを同封した SAE によりダイ
レクトで請求のこと。

*Desecheo Island, KP5. 
 アメリカ野生生物部は、2009年の Desecheo島:KP5 からの DX ペディションチームに対
し、2月12〜26日の上陸案を提示した。 小規模な予備調査隊が、島の安全性〜運用地に
不発弾や他の危険物が無いか〜を確認するために 2008年12月19日に上陸した。 この島
は 1950年代まで射爆訓練の場になっていたところである。 2月のペディションに先立ち、
15名のオペレーターは上陸に際して義務づけられている3日間の不発弾対応訓練を Puerto 
Rico 本島で受講し、ペディションに必要な荷物の最終確認を行う。 現地には 12日に
上陸し、準備でき次第、電波を出す予定。 運用期間の中日、19日にはメンバーの半分が
入れ替わる。 一行は、QSO のニーズが高いアジア及びヨーロッパ向けの運用に力を入れる。
このペディションのとりまとめ役の W0GJ と K4UEE は支援者を募っている。 詳細は
http://www.kp5.us を参照のこと。

*Aves Island, YV0. 
 ヴェネズエラの 4M5DX Group は、Aves島への DX ペディションを、この2月〜3月
に実施する計画。 参加メンバーや日程は決まり次第発表する。 コールサインは YW0A、
QSL マネージャは IT9DAA が務める予定。

*Cook Isl., E51.
 50MHz の EME を中心にアクティブな Lance:W7GJ によると、彼は 3月26日〜4月4日に
Cook 諸島 (E51、以前のZK1)への EME ペディションを行う。 コールサインは E51SIX
の見込み。 現地の月の出はヨーロッパの月の入りの時刻になるため、特に水平偏波のみ
の局にとっては、交信のチャンスになりそう。 このペディションに関する情報は 
http://www.bigskyspaces.com/w7gj/E51SIX.htm に掲載している。

*Lord Howe Island, VK9L. Update. 
 VK4FW が率いる大規模な国際チームが 3月23日〜4月3日に Lord Howe 島への DX ペディ
ションを行う。 コールサインは VK9LA を使い、現時点でのオペレーターは、K5YY, N2OO, 
N2OZ, SQ8X, SQ9DIE, SV2KBS, VK1TX, VK3HJ, VK3QB, VK4IO, VK4VCH, VK5CP, VK5PO, 
VU3RSB, W5SL 及び VK4FW。 現地には7セットの設備を立ち上げ、1.8-50MHz の CW/SSB/
RTTY に QRV、このうち 14/21/28/50MHz はモノバンドのアンテナを使い、ローバンドや 
WARC バンドはヴァーティカルや八木を準備、1.8MHz は特別なアンテナを設置する予定。
 このペディションでは、2008年の VK9DWX が VK:514局、ZL:119局と交信して成功した
ことに倣い、4月1日の夜には 3.5MHz で VK, ZL や太平洋の局向けの時間帯を設定、0845z 
に 3507kHz で、0930z に 3555kHz で SSB に QRV する。 QSL は VK4FW が扱う。
 ペディションの更報は http://www.odxg.org/vk9la.htm にウェブサイトを参照のこと。

【ビーコン関連】
*Italy, I. 
 Freddy:IZ1EPM/II0P によると、イタリア北西部から QRV している IZ1EPM のビーコン
は、2008年11月28日からロケーションを Turin の北西 34km にある標高 521m の丘の上 
(JN35tk) に移して運用を再開している。 周波数:50.019MHz、出力:12W、アンテナ:
垂直ダイポールは、従来どおり。 今回の運用地は、60〜210°には障害物が無いところ
なので、イタリア全土にはロケーションがいいところ。 このビーコンのウェブサイト 
http://www.iz1epm.it も更新している。

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 福岡
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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