SIX NEWS plus May '09
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


昨今のコンピューターウィルスによる悪影響を考慮し,本文中及びリンクを
張る E-mail アドレスの "@" は "(at)" と表記します。

【各国短信】
*EME U.K. 6m. record. 
 Ian:G5WQ が UKSMG に伝えた情報によると、Peter:G8BCG と Rod:ZL3NW は 4月30日に 
50MHz EME による交信に至り、両局間のほぼ 19200km の距離は、イギリスの 50MHz EME 
の最長記録となる見込み。 
(註:各地の website での調査によると、G8BCG は M2 の 6M7JHV 7el(水平偏波)シン
   グル、ZL2NW はブーム長 2.1波長(約12.6m)の自作 10el(水平偏波)シングル
   とのこと。 G も ZL も、通常の免許上の最大出力は 400W です。
   出典:W7GJ のサイト http://www.bigskyspaces.com/w7gj/6mEMEstns.htm
         IW5DHN のサイト http://www.qsl.net/iw5dhn/list_eme_station.htm
*England, G. 
 第2回世界自然公園(地質学?)交流イベントの開催を記念して、イギリス・England 
南西端の Devon州中南部の Torquay から、特別局 GB6GEO が 5月23〜24日に運用される。
この特別局は、イベントに参加する England, Scotland, Wales のほか、ポルトガル、
マレーシア、オーストラリア、ギリシャ、フランスなど多くの国々の人が運用する見込み。
50MHz でも勿論電波を出す予定。 詳報は http://www.mmmonvhf.de/latest.php?id=2401
を参照のこと。
 また、Ian:G6TGO は、5月9〜16日にイギリス・England 南西岸の IO70ev から 50MHz の
CW/SSB を 10W で運用する。

*U.S.A. K. 
 アメリカ・Virginia州の Chesapeake湾州部に浮かぶ Tangier島から 7月23〜26日に特別局
W4T が運用される。 この運用は、Chesapeake湾が地図上に明示されて 400周年を記念する
もので、同時に QCWA Chapter 119 の創立 30周年を記念するものでもある。 運用メンバー
は、Quint Webb:K4CQW, Stu Spatz:K4MIL, Butch Burke:KE4AZL, Terry Hunsicker:KI4RXC,
Talley George:W4TVG, Vic Culver:W4VIC, Ron Young:W8RJL 及び Barry Priddy:K5VIP。
現地には3セットを設置し、3.5〜50MHz のオールバンドで CW/SSB/RTTY を運用する。
W4T は 6月25日1200z 〜26日1200z に開催される IOTA Contest にも参加の予定。 QSL は
K5VIP 宛へ。 ログは LoTW と eQSL にもアップロードする。

【ペディション関連】
*Croatia, 9A. 
 スロヴェニアの Jane:S57L, Goran:S52P, Vinko:S53F, Brane:S56UGB と Silvo:S50X は、
7月20〜31日にアドリア海中央部(クロアチアとイタリアのほぼ中間)に浮かぶクロアチア
の Vela Palagruza島から 9A8ZRS のコールサインで 3.5/7/14/21/28/50/144MHz の CW/
SSB/PSK31 と、可能であれば他のディジタルモードで QRV する。 運用期間中の 7月25〜
26日に開催される RSGB IOTA Contest にも参加する。 QSL はオペレーターの指示に従う
こと。

*Saint Lucia, J6. 
 John:W5JON は、セイント・ルシアの Marigot Bay から次のスケジュールで運用する。
日時:2009年10月20〜30日
   (滞在期間中の CQ WW SSB Contest にはシングルオペレーター/オールバンド
    部門に参加予定)
コールサイン:J68JA
運用地のグリッド:FK93
運用周波数:1.8〜50MHz
設備:IC7000+KL400(350W アンプ)+ダイポール(HF)、3el(50MHz)
QSL:W5JON 宛
 なお、同行する奥さまの Cathy:W5HAM は、プールサイドでお過ごしとのこと。
同行されたい方は、気軽に連絡して欲しいとのこと。

*Senegal, 6W. 
 Seb:F8IJV が OPDX に提供した情報によると、彼は 10月17日〜11月1日にハネムーンで
セネガルの首都 Dakar の南東約 40km のリゾート地 La Somone の Jean-Francois:6W7RV の
シャックに行き、滞在期間中の 10月24〜25日に開催される CQ WW SSB Contest に参加の
予定。 コンテストの前後には、6V7Q のコールサインで 1.8〜50MHz の SSB とディジタル
モードを中心に運用する。 QSL は via F8IJV 宛へ。

*U.S.A., K. EL58 Activation K5N. 
 Bill:K5YG, Al:WA4EWV. Bruce:N5SIX, Bob:WN2E, Daniel:KE5KDM そして Danny:N5OMG 
のグループは、Louisiana州南東端、ミシシッピ川河口の Southwest Pass (EL58hx) から
5月29日 1700z 〜31日 1700z に K5N のコールサインで 50MHz を運用する。 現地では
2セットの設備を準備し、50MHz のみで CW/SSB に QRV、それぞれのアンテナは M2 の 
6M5 (5el)。 このペディションに関する問い合わせは k5n(at)bellsouth.net または
n5omg(at)bellsouth.net 宛へ。

*Estonia, ES. 
 Uwe:DL3BQA は、6月15〜22日にエストニア西部のリガ湾に浮かぶ Kihnu島から ES8/DL3BQA
のコールサインで 3.5〜50MHz の SSB と RTTY も少し運用する。 QSL はホームコール宛へ
ダイレクトまたは DARC ビューロー経由で。 エストニアのビューローには送らないこと。

*Guyana, 8R. 
 The 6 Meter Beacon Project, Inc. は、6月16日〜7月6日にギアナへのペディションに
行く。 設備は高さ 45フィート(15m)の JHV 八木(7el??)と 3CPX800A7 のアンプで、
ヨーロッパと北米方面には障害物が無い大西洋を見渡せるロケーションから運用する。
運用は2チームに分かれて行われ、前半の 11日間は N3DB+W3CMP で、後半の 11日間は
K4RX+AC4TO が運用する。 東はヨーロッパ北部からキプロス、イスラエル、西は W6,7
をターゲットに QRV する見込み。
 バンドがオープンしたら、コールサインとシグナルリポートのみの交換とし、グリッド
ロケータは送らないこと。 QSL はダイレクトで David Craig, N3DB. 4931 Mariners 
Drive, Shady Side, MD 20864 USA 宛へ US$2+SAE(または同等のアメリカの切手を同封)
して請求のこと。
 このペディションに関する Website は  http://6meterbeaconproject.org/8R2009.html
に準備している。

*Brazil, PY. 
 Associacao Paulista de Radioamadores の7人のオペレーターは、6月11〜14日にブラジル
の Ilha da Moela から PT2T のコールサインで 3.5/7/14/21/24/28MHz の SSB を2セットの
設備で運用し、50/144MHz に別の設備で QRV する。 QSL は PY2OP 宛へダイレクトまたは
ビューロー経由で請求のこと。 http://www.apre.com.br/moela に、このペディションに
関する Website を開設している。

*Madagascar, 5R8. 
 Wayne:W5KDJ は、7月1〜15日にマダガスカルから 5R8KD にコールサインで 1.8〜50MHz の
CW/RTTY を運用する。 QSL はホームコール宛へ。 LoTW と eQSL も受けつける。

*Tanzania, 5H. 
 Hermann:DL2NUD と Joachim:DL9MS は、5月16日〜6月2日にタンザニアの Zanzibar島の
KI93ru 及び KI94ru から 50/144MHz をメインとしたペディションを行う。 コールサイン
は DL2NUD が 5H1HP、DL9MS が 5H1MS を使う。 現地からは 144MHz の EME/MS を中心に 
HF と 50MHz にも QRV する。 設備は、50MHz が 3el+300W(EME は無し)、144MHz が 
24elクロス八木と、ドイツの BEKO 社のアンプを持ち込む予定。 QSL はそれぞれのホーム
コール宛に請求のこと。

*Turks & Caicos Isl., VP5. 
 Roger:W7VV, Ralph:VE7XF らのチームは、11月15日〜12月3日に Providenciales の VP5JM 
のシャックに滞在し、期間中の 11月28〜29日に開催される CQ WW CW Contest にマルチオペ
レーター部門で(恐らく特別コールサインを使って)参加する。 コンテストの前後には
VP5/homacall で 1.8〜50MHz に QRV する。 QSL はホームコール宛へ。

*Faroe Isl., OY. 
 Maurizio:IW4BLZ は、7月27〜29日に Feroe諸島から OY/IW4BLZ のコールサインで
3.5〜50MHz を運用する。 QSL はホームコール宛へダイレクトまたはビューロー経由で。

*Iceland, TF. 
 Maurizio:IW4BLZ は Feroe諸島からの運用に引き続き、TF/IW4BLZ のコールサインで7月
31日〜8月11日にアイスランドから 3.5〜50MHz に QRV する。 QSL は OY での運用同様、
ホームコール宛へダイレクトまたはビューロー経由で請求のこと。

*WFWL? Corsica, TK. 
 Gabriele:IZ5FDD と Alessandro:IW5ELA は、5月20〜24日に Corsica から TK/IZ5FDD 
及び TK/IW5ELA のコールサインで 7〜50MHz の CW/SSB を運用する。 QSL はホームコール
宛へダイレクトまたはビューロー経由で請求のこと。
 なお、OZ6OM は「Corsica では 50MHz は免許されない筈」とのコメントを付加している。
(註:Corsica からのペディション情報に 50MHz への QRV 情報が含まれていることがあり
   ますが、例えフランス領内といえども、免許されない周波数帯で運用すべきでは
   ありません。)

*Dodecanese, SV5. 
 Darren:G0TSM は、5月9日〜6月3日に「お手軽移動運用」スタイルでギリシャ東部、トルコ
に近いエーゲ海の Kos (KM36pv) から SV5/G0TSM のコールサインで 50MHz と 24MHz の CW/
SSB を中心に運用する。 設備は IC7000(100W)+50MHz 3el、24MHz ループアンテナ。 QSL
はホームコール宛へ。

*Vanuatu, YJ. 
 JA6REX:角縁さんが、5月5〜7日にヴァヌアツの Tanna島から YJ0KS のコールサインで 1.8〜
50MHz の CW/SSB/RTTY/PSK31 に QRV している。 QSL はホームコール宛へ。

*France, F. 
 フランスの Eure et Loir 地区のオペレーターが 5月8〜10日に、フランス西部のブルター
ニュ半島南部の Penfret島 (IN87ar) から HF+50MHz 及び V/U/SHF の CW/SSB とディジタル
モードで TM5EL を運用する。 運用メンバーは Alain:F1LLS, Thomas:F4BCG, Patrick:F4FCS,
Antoine:F5RAB, Christian:F6AXN, Francis:F6DPD と Dominique:F6HEQ。 QSL は F6KHI 宛
にダイレクトまたは REF ビューロー経由で。
 また、Robin:F/M5AEF/P は、フランス・Normandy の IN98op から 5月11〜15日に 50MHz を
運用する。 周波数は 50.200MHz より上で CW/SSB を運用し、50.230MHz で JT6M を運用する
予定。 設備は 10W+5el 八木と 1/2波長ヴァーティカル・アンテナを準備し、これらとは
別に3el 八木を北(イギリス)向け固定で設置する。 現地では DX クラスターやインター
ネットにアクセスできないので注意して戴きたい。 QSL はビューロー経由または LoTW で。

*United Nations, 4U. 
 近刊の Daily DX によると、Henry:KT1J は 5月9〜10日に国際連合の 4U1UN を訪問し、
50MHz に QRV するとのこと。 現在、4U1UN の 50MHz のアンテナはゲインが小さいが、
可能な範囲で多くの局と QSO したいとのこと。 これ以上のの詳細は不明。 4U1UN と
の QSO 後は、HB9BOU に QSL を送ること。

*Ethiopia, ET. 
 Peter:DM2BBN は、向こう1年程度の予定でエチオピアに滞在し、ET3BN のコールサインで
QRV している模様。 目下、3.5MHz 用の INV Vee(原文では "a wire pyramid" と表記)と、
10/14/17/21/24/28MHz 用のクワッド・アンテナ、それに 50MHz 用のログペリを使って、各
バンドの CW/SSB を運用しているとのこと。 現時点では 1.8/7MHz では運用していない。
QSL はダイレクトで Dr. Peter Haferkorn, PO Box 150194, Addis Ababa, Ethiopia 宛へ。

【ビーコン関連】
*Scotland, GM. Beacon. 
 2009年5月4日の Robin:M1DUD の情報によると、GB3LER のビーコンは、このほど 50.064MHz
での運用を再開したとのこと。

*Cape Verde, D4. Beacon. 
 Arne:SM7AED が Vittorio:I4YSS からイタリア語で受信した情報によると、カポ・ヴェルデ
の D4C から、新たな 50MHz のビーコンが運用を開始した。 運用周波数は 50.034MHz で、
設備はモトローラ社製の 40W 出力の送信機を改造したもの。 運用地のグリッドロケータは
HK76mv で、アンテナはグラウンド・プレーンを使っている。 このビーコンに関するイタリア
語の情報は http://www.d4c.cc を参照されたし。

*Jersey Isl., GJ. Beacon. 
 Murray:G6JYB (uk_beacons(at)yahoogroups.com) が UKSMG へ書き込んだ情報によると、
チャンネル諸島(ジャージー島)の GB3IOJ のビーコンは、2009年5月4日現在、修理のため
停波しているとのこと。

*Morocco, CN. 
 Said:CN8LI が G8BCG に伝えたところによると、モロッコの 50MHz ビーコン CN8MC/b は
4月11日に運用を再開した。 出力は 6W で、設備は CN8MC のシャックのバスルームに設置、
アンテナは屋根から 2m の高さに設置している。

*United Kindom, G. 
 GB3BUX ビーコンを維持している Nick が Ian:G6TGO に伝えたところによると、England
中部の Sheffield の南西約 30km の Buxton から電波を出していた GB3BUX (50.000MHz 及び
70.000MHz)ビーコンは、手入れが必要なため運用を停止した。 Nick によると、運用再開
までは、暫く時間がかかるとのこと。 2008年12月の時点で 6dB ほど信号の低下が見られて
おり、アンテナにダメージがあることが確認されていた。

【その他】
*Contest. Announcement of 2009 SMIRK Contest. 
 Six Meter International Radio Klub が主催する 2009年の SMIRK QSO Party は、6月20日
の 0000z〜2400z に開催される。 50MHz の CW/SSB/AM/FM コンタクトのみ有効で、クロス
バンド QSO は無効。 今年のコンテストは、長い間 SMIRK の幹事とウェブマスターを担当
していた Dale:AA5XE(2008年7月10日SK)の偉業を称えて記念するものとなっている。
ルールなどの詳細は http://smirk.org/rules.htm を参照のこと。

*Italy, I. 
 Tony:IT9TYR (ex-IW9CER) は、このほど Sicily島発の 50MHz 情報サイト、SIXily News
を再開した。 新サイトには 200以上の 50MHz DX の Real Audio ファイル、SSTV の
スクリーンショット、QSL インフォメーションなど、情報が盛り沢山! URL は
http://www.it9tyr.com 、一度ご覧あれ。
(註:Tony は 2007年に Extra Class のライセンスを取得し、従前の IW9CER から IT9TYR
   にコールサインが変更になっています。 Tony は 2002年9月に来タイし、バンコクで
   会いました。)

*Lord Hove Isl., VK9L. 
 2009年3月23日〜4月3日に行われた、オーストラリア・Lord Howe島からの DX ペディション
は、オールバンドで 30,160 (CW:18,842, SSB:9,261, RTTY:2,057) QSO を記録して終了した。
各バンドの QSO は、1.8MHz:627, 3.5MHz:3347, 7MHz:9111, 10MHz:4458, 14MHz:6714, 
18MHz:3579, 21MHz:2158, 24MHz:161, 28MHz:5 で、50MHz は残念ながら QSO がゼロだった。
このペディションの結果は http://www.odxg.org/vk9la.htm のサイトに公表されている。

*South Cook Isl., E5. 
 3月26日〜4月4日に W7GJ が行った South Cook からの E51SIX のペディションは、予定
どおり終了。 ペディション速報は http://www.bigskyspaces.com/w7gj/E51SIX.htm に
アップされている。
 Lance:W7GJ によると、「今回のペディションでは、全てランダムで 26局と 28 QSO を
記録、相手の最小設備は 5el 八木だった。 偏波面が水平固定だったため、受信はできた
ものの、完全な QSO に至らなかった局も残念ながら多くあった。 最初と最後の数日を
除いては、月の出の方角が隣の家の陰になったことや、隣の家からのノイズに悩まされた
ことは残念だったが、アンテナを少しずつ上に向けるとノイズレベルも低下した。 さらに、
持ち込んだ 6M8GJ 八木アンテナは支障なく仰角方向の月を捉え、また弱い信号もコピー可能
な十分なゲインを得ることができた。 加えて 0.3dB に抑えたフィードラインのロスと、
K6MYC が MRF157x2 で構成した水冷 800W アンプが十分に機能を発揮したことが今回の成功
に結びついた。 世界の2ダース(24局)以上の 6m Dxer に新しい DXCC を提供できたこと
は、非常にやり甲斐があることだった。 地球上の伝搬を全く使うことなく EME の良いコン
ディションで 50MHz のDX が達成できたのは、今がサイクルのボトムであることも一つの
要素であった。 QSL は受領する順に送付している。 次にどこから運用するのか、今回の
ように、ある程度確定的なサービスが可能なレアな DXCC のエリアとして、どこがいいのか
悩んでいるところ。 とはいえ、サイクルボトムの今こそが、EME にとっては最高のコン
ディションであることは間違いない。」とリポートしている。

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 福岡
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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