SIX NEWS plus June '09
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


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【各国短信】
*Egypt, SU. 
 Said:SU1SK ら、エジプトの何人かのオペレーターが、エジプト北部の Dumyat ゾーンに
位置する Ras El-Bar島から、エジプト初の灯台 DX ペディションとして、ILLW (Interna-
tional Lighthouse-Lightship Week) に合わせて 8月1〜9日に SU8LH を運用する。 現地
からは HF 及び 50MHz の CW/SSB に QRV、QSL は SU1SK 宛へ。 このペディションに関
する続報は http://www.qsl.net/su1sk/Links.html を参照のこと。

*Norway, LA. 
 Morten:LA9DFA は、7月5〜12日にノルウェーの Rendalen(JP51mv) を中心に、JP52 から
も QRV する予定。 JP51 からはポータブル設備で 1.8-144MHz で FSK441 を含むオール
モードで運用する予定。

*Hongkong, VR. 
 Hong Kong Amateur Radio DX Association (HARDXA) のメンバーは、香港での東アジア
大会の開催を記念して、7月1日〜12月31日に 7-28MHz と 50MHz の SSB/RTTY/PSK31/SSTV 
で VR2009EAG を運用する。 QSL は、VR2XMT (Charlie Ho, P.O.Box 900, Fanling Post 
Office, Hong Kong) 宛へ。 e-QSL や LoTW は受け付けないとのこと。 
http://www.qrz.com/vr2009eag にウェブサイトを準備している。

*Slovakia, OM. 
 Slovakian Amateur Radio Association (スロヴェキア・アマチュア無線協会:SARA) の
会長である Roman:OM3EI からのリポートによると、スロヴァキアでは 2009年5月1日から、
新たにアマチュアに70MHz帯が開放された。 運用可能周波数帯は 70.250-70.350 MHz、
出力は 10W EIRP で Extra Class の免許保持者に限られるが、運用希望局は従来の免許と
は別に特別許可を申請する必要があるとのこと。

*Portugal, CT. 
 Tony:CT1FFU によると、ポルトガルでは 2009年6月1日から CEPT の Class 1 ライセンス
保持者は 50MHz 及び 70MHz の運用が可能になった。 運用条件及びバンドプランは従来
どおりで 50MHz は 25W ERP、70MHz は 100W ERP。 コールサインには CT7 を付加し、
例えば CT7/G0KSC 或いは CT7/EA7KW などのようになる。

*Corsica, TK. 
 先月も情報があった Corsica からの 50MHz への QRV だが、依然として TK では 50MHz 
の運用は許可されていない。 にも関わらず、以下のような情報がある。
 DXCiting Team のメンバーは 7月25日〜8月1日に TK9X のコールサインで Corsica から 
1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY/FM を運用する。 メンバーは Silvia:EA1AP, Alberto:EA1SA, 
John:EA3GHZ, Raul:EA5KA, Paco:EA5RU 及び Alicia:EA5EWM。 QSL は EA4URE 宛へダイレ
クトまたはビューロー経由で請求のこと。 http://www.dxciting.com/tk9 にウェブサイト
を準備している。

 Maurice:F5NQL は、依然 50MHz への QRV が許可されていない Corsica からの運用条件
について以下のように解説している。
 「Corsica の現地の規定によると、South Corsica (Ajaccio) と North Corsica (Bastia) 
を含む Corsica の主要な島及びその周辺の島では 50MHz のアマチュア無線での使用は厳しく
制限されており、現時点では運用できない。 また、7MHz でも 7100-7200kHz での運用、
Corsica ではまだ許可になっていない。」

*U.S.A., K. 
 アメリカの New Mexico 州の中西部のグリッド DM63 から、Ed:W5TTE が 50MHz の MS 狙い
で  6月13日に QRV する。 周波数は 50.175MHz で 100W+3el (5mH) を使用する。

*Kyrgystan, EX. 
 EX7MW(UN8GC) と EX8MLT は、1kWアンプ+6M8GJ(M2 の 8el 八木)を使って 8月16〜22日
に 50MHz の EME に QRV し、JT65A を運用する。 湖畔からの運用で、月の出・月の入りと
も障害物はないとのこと。

【ペディション関連】
*Norfolk Isl., VK9N. 
 HARAOA グループが 7月22〜29日に Norfolk島から QRV する。 一行はペディションやコン
テストの経験豊かな8人のオペレーターから成り、滞在期間中の RSGB IOTA contest(7月25〜
26日)にも参加の予定。 現地にはスパイダービーム、ヴァーティカル、ダイポールなどを
使って3〜4セットを構築し、1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY などを運用する。 QSL は W3HNK 
宛へ。 更報は http://vk9aaa.blogspot.com を参照のこと。

*Monserrat, VP2M. 
 John:KB4CRT は 6月12〜16日に FT-897(100W)+3el を持ち込み、VP2MRT のコールサイン
で Monserrat から QRV する。 彼は FM では運用しないとのこと。 ロケーションは3方向
が海の David のゲストハウス。 更報は http://www.volcano-island.com を参照されたし。

 また、Bill:W5SJ は、7月14〜21日に Montserrat から 50MHz を中心に運用し、7月14〜15日
の CQ WW VHF contest にも 50MHz 部門で参加する。 設備は IC7000+アンプ (250W max) に
5el。 3.5/5.6MHz でも Windom アンテナを使って 100W で運用する予定。 現地からは 
ON4KST のチャットにコネクトする。 QSL は必要な返信用の費用を同封してダイレクトで彼の
ホームアドレスへ請求のこと。

*Mali, TZ. 
 W0SD, W7XU らは、この夏のカリブへのペディションをやめて、アフリカのマリから QRV
することにした。 コールサインは TZ6EI で、現時点でのスケジュールは 6月26日〜7月5日
に運用する予定。

*Azores, CU. 
 Hermann:HB9CRV は 7月21〜31日に Azores諸島の Faial島 (HM58qo) から Elecraft の K3 
と 4el で運用する。 ポルトガル当局 (ANACOM) は現在、アマチュア無線関連の法律を整備
中で、コールサインは未定だが、50MHz に関しては CU7/CT3FN または CT8/CT3FN になる
可能性がある。 CT8 は Azores諸島に新たに発給される見込み。 このペディションに
関する詳報は http://www.to-mk.com/azores/presentation/ を参照されたし。

*Andorra, C3. 
 Jose:EA7KW は、6月8〜14日にアンドラから C37NL のコールサインで 50MHz を運用する。
現地では、丘の上からロング八木で運用し、ヨーロッパ及び北米との長距離 QSO にチャレ
ンジするとのこと。

*Suriname, PZ. 
 AJ9C は、10月22〜29日にスリナムから 1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY に QRV する。 滞在
期間中の CQ WW SSB contest(10月24〜25日)に参加の予定。 QSL はホームコール宛へ
SASE などで返信に必要な費用を同封して請求のこと。 コールサインは発給を受け次第発表
する。

*Virgin Isl., KP2. 
 Ann:KP2YL と Brian:KP2HC は 6月1〜30日に Virgin諸島の St.Croix (FK77) から 1.8-
50MHz の CW/SSB に QRV する。 QSL はダイレクトのみ受けつけるとのこと。

*Alaska, KL7. 
 SIX NEWS plus 4月号で既報のとおり、当初は7月下旬に行われる予定だった KL7RRC の
ペディションは、6月中旬に日程が変更になった。 一行のうち Johnny:KE7V と Yuri:N3QQ 
が 6月7日に Adak島 (NA-039) に上陸して定期船の寄港(予定では 6月11日)を待ち、同時
に Ogliuga島へのチャーター船を探す。 Adak島滞在中は北米及び日本向けに 50MHz に 
QRV する。 うまく船が見つかれば 6月14〜19日に Ogliuga島から運用する見込みだが、
適当な船が見つからなければ 6月12〜14日に Gareloi島から 24〜36時間、運用する予定。
QSL は、ロシア及びヨーロッパの局は UA9OBA 宛、その他に地域は N7RO 宛へ。 この
ペディションのウェブサイトは http://www.na-233.ucoz.com/ に準備している。

*Glorioso, FR/G. 
 フランス領 Glorioso島への DX Pedition が動き出した模様。 3〜4人のフランス軍所
属のアマチュア無線オペレーターは、フランス軍広報情報サービス部門 (SIRPA) の2人の
ジャーナリストと共に 7月9〜29日に島に上陸する予定。 島での運用状況はドキュメンタ
リーとして映像記録されるとのこと。 現地からは 1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY/PSK をはじ
め、各種モードで運用する予定で、申請している特別コールサインは島に上陸後に発表する
予定。 確定メンバーは F5PRU, F5IRO, F5TLN で、他に F4EGS や F5RQQ などが参加を検討
している。 島への到達手段に寄るが、現地には Provins無線クラブ:F6KOP と F4AJQ から
借用した設備を最大3セットの持ち込む予定。 QSL マネージャー兼任のチームリーダーは
Didier:F5OGL が務める。 設備の提供やドネーションなどは F5QGL に申し出られたし。 
ウェブサイトは Rafik:F5CQ が担当しており、現在 http://glorieuses2008.free.fr に準備
している。

*San Andres, HK0. Correction in Call. 
 K7BV が 6月に行う San Andres島から行う DX ペディションのコールサインは 5J0BV、
運用期間は 6月18日 1700z〜29日 1600z、運用地のグリッドロケーターは EK92dm になると
のこと。 詳細は http://qth.com/k7bv/caribe2009/ のサイトを参照されたし。

*Maldives, 8Q. 
 モルディブから度々 QRV している Pierre:HB9QQ は、6月29日〜7月10日に 8Q7QQ で 
6el+500W で EME を含む 50MHz を運用する。 運用地は西側のロケーションが良いよう
で、月の入りは海の方向とのこと。 

【ビーコン関連】
*Senegal, 6W. Beacon. 
 セネガルに滞在中の野田氏:6W1SE/JK1UWY は、毎週末の 1200-2000z に 50.097MHz で
ビーコンを出しているとのこと。 出力は 10W、アンテナはヨーロッパ向けの 5el。
野田氏は 9月まで滞在するとのことで、ヨーロッパの局との QSO を期待している。

*Cape Verde, D4. Beacon. 
 UkSMG への書き込みによると、ケープ・ヴェルデ (D4) からのビーコンが、2009年7月から
運用を開始する見込みとのこと。

【その他】
*Solar activity. 
 NOAA(National Ocean and Atmosphare Administration:米国国立海洋大気庁)の Space 
Weather Prediction Center(宇宙気象予報センター)の専門家チームで構成する国際委員
会は、次期太陽サイクル 24 のピークは 2013年5月で、1日当たりの太陽黒点数は 90程度
になるだろうとの見通しを発表した。 NOAA のプレスリリースによると「予想が正しけれ
ば、サイクル 24 は、1928年に黒点数 78個/日だったサイクル 16 以来の低調な活動になり、
1750年代に観測を始めて以来、9番目に弱い活動になる。 また委員会では、2008年12月に
太陽黒点最小期を記録したことから、サイクル 23 が終わり、サイクル 24 が始まったもの
と見られると発表している。 一般的に、太陽活動の最低期の周期は平均11年と言われている
が、2008年12月がサイクル 23 の終わりという分析が正しければ、サイクル 23 は 12年7か月
に亘ったものであり、1823年以来の長さで、1755年の太陽活動観測開始以来3番目の長さに
なる。」とのこと。

*EME. World Moon Bounce Day - June 27th 2009. 
 アマチュア無線界で徐々にメジャーになってきている月面反射通信 (Moon Bounce, EME) 
であるが、1969年にアポロ11号の月へのが人類初の着陸から40周年を記念した "Echoes of 
Apollo" プロジェクトの一環として、6月27日に世界月面反射ディを設定する。 詳細は 
http://echoesofapollo.com/moon-bounce/を読まれたし。

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 福岡
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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