Six News Aug'99 (Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


<Six News '99年8月号>

-Edited by Geoff Brown:G4ICD/GJ4ICD,
Translated by Shirow KINOSHITA:JF6DEA/KE1EO

【各国短信】
*TY Active(ベニン:アフリカ)
 TY5GG は,FT-100 と Cushcraft の 6el をオーダーし,数ヶ月中にも 6m に
QRV する見込み。

*ZA Active(アルバニア)
 N7BHC:Dave は,この8月からアルバニアに 18〜24か月滞在する。 Dave は8月
19日に現地に到着し,8月27日午後には早くもアルバニアの免許を受領した。 早速
FT-847(100W) にアパートの5階に上げた ATAS-100 ホイップアンテナで 50MHz に
QRV し,初 QSO は南アフリカの ZS6PJS であった。 「100W に 1/4 波長のホイッ
プでも悪くはない」と Dave はコメントしている。 Dave は9月上旬に一軒家に引
っ越す予定で,自宅の設備は
 HF:FT-847 with Cushcraft 
 6m:FT-847,100W M-2 6M5X yagi 
  2m:FT-847,300W Amp, KLM 16LBX 
  70cm:FT-847,100W Amp, M-2 432-9WL yagi 
を計画,またオフィスにも
 6m:FT-100,100W+3el Yagi 
  2m:FT-100, 50W+6el
  70cm:FT-100,20W, アンテナは未定
の設置を計画している。 QSL は当面 N7BHC のホームアドレスへ。 アルバニアの
アドレスは追って発表する。 QSL の発行が手に負えなくなったら,QSL マネージャ
を準備する。
 Tirana(アルバニアの首都)からは 9A4NA:Willy も HF にアクティブに QRV して
いる。 彼も 6m の運用に興味を持っており,4elビームを上げられれば,Dave が
FT-100 を貸す予定とのこと。
(註:ZA といえば,DXCC の Wanted List では常に上位を占めていたレア・エンティ
   ティでしたが,最近の変わり様は目を見張るものです。 Dave の VUHF への思
   い入れは相当なもののようで,この秋以降は 50MHz の異常伝搬や 144/432MHz 
   EME などで ZA との QSO のチャンスがありそうです。)

*3A2 Request(モナコ)
 2000年6月にモナコからの 50MHz の運用許可を申請する書類が完成した。 この
書類は 40ページ以上にものぼるもので,基本要素は G3WOS:Chris が作り上げた。
書類は JY(ヨルダン)ペディションの時のドキュメントと共に発送されており,
G3PSM:Colin(RSGB 代表)も同じ書類をノルウェーで9月に開催される IARU 第1
地域のミーティングに持って行く予定。
 
*C31HK News(アンドラ:ヨーロッパ)
 C31HK:Fred は,所有の FT-1000 がトラブったため,QRT していたが,故障の
原因が判明したため,修理できた模様。 Fred は 6m のビームを上げ,G4RGK 
ほか,IO91/92 の各局とのQSO に成功しているが,QSL を使い果たしているため,
スポンサーを求めている。 Fred の E-mail は,fredo@correu.andorra.ad 。
(註:アンドラはフランスとスペイン国境のピレネー山脈にある小国です。 
      1995年に F5QT を訪問した際に聞いた話では,50MHz の免許は条件が
   厳しく,QRV が容易ではないとのことでした。)

*DL8HCZ Rpt/info(ドイツ)
 DL8HCZ:Joachim からの情報によると,JW(スバールバル諸島)から帰ってきた
ばかりの DF6VI は,JW ではコンディションが悪く,6m での QSO はできなかっ
たとのこと。
 更に,Joachim からの情報として DL(ドイツ)では,1999年後半にも,更に
 VHF オンリーのクラスを含む 3000局に対して 6m の特別免許が発給される見通
し。 ドイツでの 6m の一般開放は 2000年半ばになろうとリポートしている。
(註:DL8HCZ:Joachim は,ハンブルグ在住の薬剤師で,ドイツの VUSHF 愛好者
   グループの DUBUS の機関誌や,アマチュア雑誌 "Funk Amatuer" などの
   コラムを担当しています。 1995年にヨーロッパを訪問した際に会いまし
   たが,なかなかカッコいい輩です。)

*New SV5 Op(ドデカニソス諸島:ギリシャ)
 SV5BYR(KM46cg):Mike は,この程 SV5 から SV5AZP:Bill が8月27日から 6m
の運用を始めたと伝えてきた。 Bill は 8W 出力の TEN-TEC 1208 トランスバ
ータに DL6WU デザインの 5el 八木を使用している。

【ビーコン関連】
*New Beacon(カナダ)
 カナダからの新しいビーコンは,コールサイン VE7VDX/b,周波数 50.0565MHz, 
グリッドは CN89, 出力 1.25w に 1/4 ヴァーチカルで 24時間運用している。
(註:VE7VDX/b は従前は 50.050MHz にリストされてましたので,QSY したよう
   です。)

【コンディション関連】
*9H Info(マルタ:地中海)
 マルタからアクティブな 9H1BT:Paul の 50MHz の最新 DXCC スコアは 168wkd
/160cfm。(「168エンティティと QSO,160エンティティの QSL を得ている」と
いう意味) 9H では殆ど毎日 ZD8(アセンション:大西洋)のビーコンが 2200z
頃まで S5 位で聞こえており,コンディションの目安になっている。 他にも
アフリカ南部〜西部方面の 7Q7(マラウイ), ZS(南アフリカ), 9G(ガーナ)
Z22(ジンバブエ)などが 1600-1700z に入っている。

*VE1YX on the Net(カナダ)
 いささか旧聞ではあるが,カナダの VE1YX:Bob は7月29日の 1714z にザンビ
アの 9J2BO と QSO した。 Bob は「夏場の南半球のアフリカとの QSO は初めて」
とコメントしている。

*False report!
 最近リポートされた "JJ8UTK: 50100.0 ZS8D 0922Z 28 Aug" はニセリポート。
JR3HED:西原さんが JJ8UTK 本人に確認したところでは,当時は 7MHz でモービル
運用をしており,6m では誰とも QSO していないとのことであった。

>環大西洋(ヨーロッパ,アフリカ,北米,南米)方面
===========================================================================
YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
99/08/05 1639-1739 Z23/7Q7/V51-Europe(IO93)
   08/14           C31HK-G4RGK
   08/21 1043      FR5DN-SP4MPB (1st open FR-EU this cycle)
                   4K6D-9A1CCY,DL5MAE
                   TZ6VV,9J2BO,ZS6PJS,7Q7RM-Europe
         1900-     PY5CC-OH6KTL(KP02oj),DL,SP
         2314      MI1DZC-SP2IQW(JO94gm)
   08/24 1725      ZS6Y-IT9RZR(JM76)
   08/25 1730-1825 9J,7Q7,V51,Z23-Europe
   08/26 Late PM   PY5CC-Europe

>アジア・オセアニア方面
---------------------------------------------------------------------------
YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
99/08/02 0010      VK3BWT-ZL3TIC(RE66)
         0811      VK9NS-ZL3TIC(RE66)
         0902-0917 ZL3TIC(RE66)-JA1,2,7
   08/26           YC-JA       
===========================================================================

【その他】
*8877 Amplifier
〜π-L回路 6m 用 8877 アンプの改善法 
       Lance Collister, W7GJ (ex: WA3GPL, WA1JXN, WA1JXN/C6A, ZF2OC/ZF8) 
 6m 用 8877 アンプのマッチングとして広く用いられているπ-L 回路には,若干
の問題があった。 この問題に直面したことしたことがある人は,以下に興味を持つ
ことだろう。
 W4TJ からの助言で,ジャンクの AM ラジオから取った直径1/2インチ(約 1.3cm)
のフェライト棒を用いたバイファイラ巻きのフィラメント・チョークに,直列にトロ
イドチョークを入れてみた。 同時に 1000pF のドアノブコンデンサ(高耐圧のセラ
ミックコンデンサ?)をチューブソケットのフィラメント・リードに短く切った,幅
1/2インチの銅帯で繋いでみた。 これにより,少しながらも効率が良くなり,ドラ
イブが楽になった。 そして本当に驚いたことは,反射電力が落ちたことである。
改善前は 1500W の進行電力に対し 2-3W の反射電力があったが,改善後の反射は 1W
も無い。 W4TJ の非常に技術的な助言により,改善前にアンプにあった何らかの他
の成分の周波数(発振してた?)が無くなったのだと思う。
 100MHz と 150MHz 用の 1/4波長オープン・スタブである ICE のローパスフィル
タの後に電力計を入れると,電力計の読みよりも効果が現れており,ICE ローパス
フィルタのカットオフ周波数よりも低い周波数で発振していたようである。
 いずれにせよ,フィラメント・チョークが決め手だったことは確かで,古い AM
ラジオのフェライト棒は何であれ,6m アンプはもとより,2m のアンプよりでも
某かの特性改善に貢献するようである。
 今回製作した入力同調回路がうまくいったのは,GJ4ICD の Webページ
(http://user.itl.net/~equinox/8877.html)のお陰であることを最後に付け加える。
73,Lance....Lance Collister, W7GJ (ex: WA3GPL,WA1JXN,WA1JXN/C6A,ZF2OC/ZF8) 
URL: http://missoula.bigsky.net/cri/w7gj 
(註:私自身,アンプに明るくありませんので,上記の訳が正しいものか不安で
   す。 解釈や回路的な間違い等があれば,ご指摘をお願いします。)

*6 Metre Yagi help
 VK2AR:Andrew は,6m八木アンテナのデザインを求めている。 メイルアドレスは
vk2ar@ihug.com.au

*FT920 Spectrum Analyser
 Colin:GM1KUZ は Yaesu の FT-920 用のスペクトラム・アナライザのプログラム
を完成させた。 このプログラムはフリーウェアで,FT-920 がカバーする範囲内
の任意の2つの周波数の間をスキャンできる。 10m や 6m のバンドオープンの
チェックに使えるのでは? このプログラムは以下のサイトから入手可能。
      http://www.campbell84.freeserve.co.uk
Colin は使用感なども求めている。
---------------------------------------------------------------------------

 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源〜SIX NEWS の INTERNET版であることと,私(JF6DEA)が転載したこと〜
を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 鹿児島
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


[GO BACK to Home]