Six News Dec'99 (Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


<Six News '99年12月号>

-Edited by Geoff Brown:G4ICD/GJ4ICD,
Translated by Shirow KINOSHITA:JF6DEA/KE1EO


【各国短信】
*9G Active(ガーナ:西アフリカ)
 JA1VOK:吉田さんからの情報によると,9G5DX がガーナから TS-570SG(100W)
に 4el で QRV しており,既にヨーロッパで入感している。 Opr はアフリカ
各地から QRV の実績がある JH8PHT:高崎氏。  QSL は JH8PHT のホームコール
まで。

*5R8 News(マダガスカル:東アフリカ)
 F8OP:George によると,このほど FR(レユニオン),5R(マダガスカル)
から帰郷した F5QT:Jean-Paul(es 5R8GJ) から,以下のような電話を受けた。
 F5QT が運用した 5R8GJ は,滞在中 6m で JY(ヨルダン),4X(イスラエル),
VR2(香港),US/UT(ウクライナ),LY(リトアニア),RX/RV(アジアロシア),
S2(バングラデシュ),HS(タイ),J2(ジプチ),EW(ベラルーシ),S5(スロベ
ニア),9U(ブルンディ),ZA(アルバニア),JS6(沖縄),BV(台湾)をはじめ
とする 36エンティティと QSO。 残念ながら南北アメリカとの QSO は無かった。
殆ど毎日夕方から夜にかけて地中海方面とのオープンがあったが,F(フランス)
と G(英国)とのオープンは 25日だけであった。 Jean-Paul は,彼が使った
6m のビームアンテナを FR5EE のところに置いてきたので,そのうち FR5EE は
6m に出てくるだろう。
 ところで,Jean-Paul は次のような最新情報も知らせてくれた。
 FR5EE 宛の QSL は,ホームコールの住所に送ること。 FR5EE は ex-FR5EL
(かつての FR5EL という意味)であるが,FR5EL の住所に送ろうものなら,
必ずや途中で紛失することウケアイである。 また,宛先に "Ile de la 
Reunion Madagascar" とは絶対に書かないこと。 "Ile de la Reunion" は
フランス領(海外県)であるが,"Madacascar" は全く別の国である。 
"Madagascar" 宛の QSL は,間違いなく紛失するか,盗まれるので,要注意。

*OA8 Active(ペルー:南米)
 ペルーから,OA8DM がアクティブなようで,既に PY(ブラジル)とスポラ
ディックEにより交信しているとのこと。 

*8P9 Info(バルバドス:中米)
 N0JK は,バルバドスから運用した 12月13日に大規模な F2 オープニングに
より,6m で 240局の USA を含む 300局と交信した。 M2 の 3el は,地元の
8P9Z に残してきたので,彼か,あるいは他にペディションに行くグループが
6m の運用に使うことを期待している。 バルバドスからは,ヨーロッパ方面
も精力的にワッチしたが,信号は確認できなかった。

*Columbia QRV(コロンビア:南米)
 HK3TAS:Alex Artieda は,このほど FJ24 から 50MHz の運用を始めた。
設備は 4el のキュビカル・クワッドに 100W 出力で,週末には 50.110 と 
50.125MHz をワッチするとのこと。
 Alex への E-mail は helax@cable.net.co まで。

*50MHz in DL(ドイツ)
 DL8HCZ:Joe からの情報によると,ドイツでは 2000年1月から 6m の免許が
さらに多くの局に発給され,これによりドイツの 6m 運用可能局はトータルで
3000局になる見込み。 新たな免許は VHFクラスの局にも発給され,DB,DC,DD
DG そして DH のプリフィックスの局も 6m に QRV できることになる。 周波
数帯は以前のままで,出力も 25W ERP と変わらず。 また,コンテストでの
運用も認められていない。
(註:ドイツでの 50MHz は,1994年の資料によると 50.080-51.000MHz まで
   が許可されています。 従来は最上級の Klasse-B〜DF,DJ,DK,DL のプリ
   フィックス〜のみに特別免許の形で発給されていましたが,上記の措置
   により,殆ど全てのドイツの局が 6m の免許の機会が得られることに
   なります。)
 
*8Q7QQ will be on(モルディブ)
 6m でアクティブな HB9QQ:Pierre は,2000年2月に 8Q7QQ で QRV する。
設備は IC-706mkII にワイドスペースの 4el。 周波数はオンフレかまたは
オンフレ+30kHz のスプリット。 28.885MHz もワッチするとのこと。

【ビーコン関連】
*P29 Beacon(パプア・ニューギニア)
 VK3OT からの情報によると,VK4BLK は,P29KFS にビーコン装置を送った模様。
これにより,パプア・ニューギニアから P29BPL のビーコンが,12月22日から運
用を再開した。 周波数 50.029MHz,出力 25W で,運用地は首都の Port Moresby 
で,グリッドは QI30。
(註:P29BPL のビーコンは,パプア・ニューギニアから 1980年代初頭に,初期
   は 52.012MHzで,後に 50.019/020MHz で QRV していました。)

*VK7 Beacon(オーストラリア)
 VK3OT からの情報によると,オーストラリアのタスマニア島から,VK7RST が
50.297MHz で運用を始めた。 グリッドは QE37 で,ロケーションは Hobart 
の Mt.Nelson。

*SV9SIX(ギリシャ)
 SV9ANJ によると,SV9SIX は,グリッド KM25 から周波数 50.010MHz,出力
30W に Vertical Dipole で運用している。

*9M6SMC QRV(東マレーシア)
 G4MJS:Peter は,彼の東マレーシア滞在中にビーコンの運用再開を任された
が,このほど,Kenningau 近郊の Hillview Gardens resort から,9M6SMC を
周波数 50.015MHz,出力 2W での運用再開にこぎ着けた。 グリッドは OJ85。
アンテナは,高さ 30フィート(約 9m)のメインタワーの北側に取り付けたタ
ーンスタイル・アンテナ。 写真は,
  http://www.qsl.net/~n2ob/photo4/hvw7007.jpg
に掲載している。 ビーコンは OJ85AX を送信しているが,これは実際のロケ
ーションから,少しばかりずれている。 OJ85 は間違いないので,特に気にす
る程でもない,と Peter はアナウンスしている。

*New Beacon(アメリカ)
 W9MUP が,周波数 50.088MHz,出力 5W に Halo アンテナで運用を始めた模様。

*Beacon News(アルゼンチン)
 LU8YYO は,周波数 50.033MHz でグリッド FF50 から,出力 1W にヴァーチカ
ルアンテナで運用を始めた模様。

*V31/B(ベリゼ:中米)
 V31PC:Don は,12月16日からビーコンの運用を始めた。 周波数は 50.076MHz
に出力 1W,アンテナは Halo を使用。 このビーコン装置は,アメリカ東部,
ペンシルベニア州 Southampton の Mount Airy VHF Radio Club の N3DQZ,WB3KRW
そして W3RJW らによってキーヤーのプログラミングも含めて製作されたもので,
W3BO と V31ZM がアンテナ,チューナー,同軸ケーブルなどの運搬や,ビーコン
の設置に当たって協力した。 ビーコンがローパワー仕様なのは,V31PC のロケー
ションで,太陽電池による電源としているため。
これにより,V31SMC で使っていたビーコン装置は不要となった。 
(註:別情報によると,V31SMC のビーコン装置は OY(フェロー)のビーコンと
   して活用される見込みです。)

*VE7VDX Info(カナダ)
 50.0565MHz で運用している VE7VDX は,VA7SIX にコールサインが変更されて
いる。 

*JW/b QTH(スバールバル諸島)
 50.047MHz で運用している JW7SIX の現在の QTH は,JQ68tb。

【コンディション関連】
*USA 87MHz into Europe!
 G4KGA は,11月29日の 1115z に,87.7MHz で明らかに USA と思われる信号
を受信した。 この時は,いつものように,MS(流星散乱伝搬)の観測のため
に,87.65-87.75MHz の帯域を持つ Hi-Fi チューナでワッチしていた。 これ
は変調帯域 110kHz のフィルターがついているが,87.6MHz や 87.8MHz の信
号は通さない。 受信した信号は,男性の声で弱い信号のものと,女性の声の
強い信号のものと2局が混信しており,どちらもアメリカ的なサウンド(発音)
であった。 ご存知のとおり 87.75MHz はアメリカの TV 6ch の音声周波数で
あり,この音声は FM 方式である。 
 このオーディオ・クリップ(フェード・イン,フェード・オウトを含めて全
部で 10秒)は,http://www.dxradio.demon.co.uk/unid.html に収めている。
この他にも,ヨーロッパ〜北米間の DXers に貢献する "results" ページも
興味あるものだろう。 複合伝搬による長距離伝搬は可能性が高そうである。

>環大西洋(ヨーロッパ,アフリカ,北米,南米)方面
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YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
99/11/25 noon      9H1EL,9H1CG-VR2,VK8
   12/04           G-SP by sporadic-E
   12/11 1200      3C5I/b-Europe
   12/12 1200      3C5I/b,TR8-Med(地中海)area
   12/18 1341-     VE1YX-ON4KST,G3FPQ,G4SOF,G8KRT,IK0FTA, G4BHD-WA1ECF,W1LP
                   W1JJM-ON4KST,G8KRT, K1SIX-LA8OW, G8KRT-K5MA,VE2DFO, 
                   W3BO-G4HBA, W3EP-GM4WJA, VE9AA-MM0AMW
   12/19 1300-1530 W/VE-G/GM/GW/GI/F/PA0
   12/20 1330-1630 W1/2/3/VE-G
   12/22 1449-1454 GM3POI-W1RMA,W3EP
   12/26 0020      KP4EIT,KP3A,WP4O-LU9EVS,LU5EJT,CX9DK on 144.300
   12/27 1500-1900 9G5ZW-5B4FL on 50.100

>アジア・オセアニア方面
---------------------------------------------------------------------------
YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
 今月の Six News でのリポートは無し。
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【その他】
*EH/EA Clarification: (URE) (スペイン)
 この情報は,SM7AED の "SIX METRE INFO" 79号(1999年11月)からのもの。
 スペインのアマチュア無線組織である URE(Union de Radioaficionados 
Espanoles:日本の JARL に相当)は,URE の General Secretary であり,6m
に関して PTT との交渉の代表者である Angel Padin:EA1QF のコメントとして,
以下のことを明確にしたいとしている。
 1. URE のメンバーである EA7CD は,URE のグリッドアワードである TTLOC
  のトップであり,235グリッドの QSL を受領している。
 2. EH5CPU は,1999年9月29日に初めて免許された。
 3. スペインの法令では,アマチュア局の移動運用は可能であるが,この場合,
  運用先の PTT(日本の電気通信監理局に相当)に一度申請した後,最大
  1年間許可される。
 4. 我々は EA5CPU, EA8/EA5CPU あるいは EH5CPU/EH8 に関する情報は持ち
  合わせていない。
 5. 我々 URE は,EB ライセンス所持者を含む全てのアマチュア局に 50MHz の
  運用が許可されるよう,2年以上に亘って働きかけてきている。 現在の
  ところでは非公式ではあるが,2000年1月は新たなルールが施行されると
  いう情報もある。
 6. RR UN-15(註:スペインの法令の番号か?)によると,現在 50MHz 帯で
  送信している TV 放送局は,1999年12月31日までに停波しなければならない
  とされている。 疑問なのは TVE(Television Espanola?;国営のテレビ局)
  が免許なしに 6m バンド内で放送を続けていることである。
 7. EA7CD が EA8 での移動運用免許を得られていないという情報は疑わしい。
  どんなスペインの局であっても,法令により定められている要件を満足して
  いれば,スペイン王国の領土内では特別な運用制限無く免許を得ることがで
  きる筈である。 
 8. 数ヶ月前に EA5CPU が発信源と推測されるいくつかの誤った情報が DX クラ
  スターのネットワークやインターネット,或いはその他の媒体を通じて流通
  したことがあるが,URE は,EA5CPU 及び,彼と関連ある他のアマチュア局と
  の個人的な議論には関与するつもりはない。 
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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源〜SIX NEWS の INTERNET版であることと,私(JF6DEA)が転載したこと〜
を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 鹿児島
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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