SIX NEWS plus Jan'02
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
HS0/JF6DEA es KE1EO
Shirow KINOSHITA


【各国短信】
*Afghanistan, YA(アフガニスタン)
 Nick Peckett:G4KUX は,アフガニスタンの国際通信ネットワークの構築に貢献して
おり,このほど,この戦乱国家に6回目の入国を果たしている。 彼はこれまでタリバ
ン支配下のアフガニスタンに何度も入国してきた。 Nick は長いこと MOC(Ministry
of Communication? アフガニスタンの通信当局?)と密接に仕事をしてきているので,
アマチュアの免許に関しては問題ない模様。 この件について,ARRL は Nick からま
だ何の書類も受け取っていないが,まずは WFWL (Work First, Worry Later:DXCC へ
の可否は別にして,とりあえずの交信を推奨)。 Nick は 0130z 頃に 14.195MHz の
SSB によく出ている。 彼は当面アフガニスタンに滞在する模様で,夏までに 50MHz 
にも QRV したい意向とのこと。

*S. Sandwich, VP8THU(サウス・サンドウィッチ:南米南東沖)
 Jon:N0JK からの情報によると,現在サウス・サンドウィッチから HF で運用してい
る VP8THU は,時期や時間帯は発表されていないが,短期間ながら 50MHz にも QRV す
る見込み。 しかし,HF でのニーズも高いので HF での QSO 時に 50MHz への QSY を
依頼しないようにとのこと。

*New Guinea, P29NB(パプア・ニューギニア)
 Norm Beasley:KO4CB/P29NB は,このほどパプア・ニューギニアの Ukarumpa に戻り,
運用を再開した。 5B-DXCC を目指して 1.8MHz 及び 50MHz,サテライトの運用に傾注
したいとのこと。 QSL は K3BYV が扱っているが,Norm 自身も QSL を処理したい意
向で,Norm Beasley, P.O.Box 437, Ukarumpa, EHP, 444, Papua New Guinea または 
P29 のビューロー経由でも受け付ける。 パプア・ニューギニアでは IRC が機能して
ないため,グリーンスタンプの同封を求めている。

*Philippines, DU(フィリピン)
 Larry:N6HPX は,1月15日からの休暇でフィリピンのマニラでの運用を再開した。
コールサインは N6HPX/DU1 で,14-50MHz に QRV の予定。 50MHz は 50.125-260
MHz を中心にワッチする。 QSL は 
   Larry Fields, 1207 E.Victoria Ct., San Pablo, Calif., 94806 USA. 
または W6 ビューロー,もしくはフィリピンの PARA (The Philippines Amateur 
Radio Association) へ。

【ペディション関連】
*Faroes, OY/DL2RTK & OY/DL2VFR(フェロー諸島:ヨーロッパ北海洋上)
 Tom:DL2RTK と Ric:DL2VFR は,フェロー諸島の (IOTA:EU-018) Streymoy から,
5月20〜22日に 1.8-50MHz の CW/SSB 及び可能であれば RTTY/PSK31 に,OY/DL2RTK
及び OY/DL2VFR のコールサインで運用する。

*Iceland, TF/DL2RTK & TF/DL2VFR(アイスランド)
 フェロー諸島での運用後,Tom:DL2RTK と Ric:DL2VFR はアイスランドに渡り,次の
スケジュールで1.8-50MHz の CW/SSB 及び可能であれば RTTY/PSK31 を運用する。
5月23〜24日:Vestmanneyjar (IOTA:EU-071) から TF7/DL2RTK 及び TF7/DL2VFR
5月25〜30日:アイスランド本島 (IOTA:EU-021) から TF5/DL2RTK 及び TF5/DL2VFR
5月27〜30日の1〜2日:Grimsey Island (IOTA:EU-168) から TF5/DL2RTK 及び 
                         TF5/DL2VFR
上記,OY の情報も含めて,詳報は http://www.iota-expedition.com 及び 
http://www.iota-post.com を見られたし。

*Palau, T88XF(パラオ)
 Mitsu:JH5OXF は,2月9〜12日にパラオ (IOTA:OC-009)から T88XF で 3.5-50MHz
の CW/SSB/RTTY/PSK-31 を運用する。 2月9〜10日の週末に行われる CQ WPX RTTY
コンテストへ参加の予定。 QSL は via JH5OXF 
 Mitsuhiro Takehira, 1656 Kominato, Iyo, 799-3113 Japan
           (〒799-0113 愛媛県伊予市米湊1656) 宛へ。

*Trinidade(ブラジル領トリニダード:大西洋南部)
 DXCC のニーズが高い大西洋上に浮かぶブラジル領,トリニダード島からのペディシ
ョン計画が発表された。
 このペディションは,南緯20度30分,西経29度18分 (Grid:HG59),ブラジルの 
Espirito Santo 州岸から東に 1142km の大西洋上に位置するトリニダード島から運用
するもので,ここ数年では最も長期間の運用となる。
 ペディション・チームは2月15日にブラジル海軍の船で Rio de Janeiro を出港し,
2月18日の夕刻から3月2日まで,WARC バンド及び RTTY/PSK31/SSTV を含む 1.8-50
MHz を運用する見込み。 コールサインは PW0T,特にローバンドと 50MHz には,最適
な設備と経験豊かなオペレータを投入し,力を入れたい意向。 今回のペディション・
リーダーの Andre PY0FF と,数ヶ月に及ぶ当局との交渉に望んだ Oms PY5EG は,チー
ム・メンバーとして PY5CC, PY5HSD, PT7BZ, PY7XC, PY7ZY, PY7ZZ, PY0FF, N6FF そし
て W9VA を選んだ。 QSL は KU9C が扱う。
 今回のペディションでは,ブラジル海軍への燃料代 $12,000 など,多額の経費を必
要とするため,DX コミュニティや各国のアマチュア個人からの資金援助を募っている。
当初,オペレータとして現地に向かう予定だった Dennis K7BV は,現地行きをキャン
セルし,Bill:W9VA と Steve:KU9C のサポートを得て,資金調達に回っている。
 ドネーションは,Dennis Motschenbacher K7BV, 
                  4357 Appollonio Way, 
                  Carson City, NV 89704, USA まで。
 ペディションに関する情報は1月19日以降,www.Trindade2002.com のサイトに掲載
している。 運用開始までの問い合わせは Dennis:K7BV(k7bv@aol.com) または 
Oms:PY5EG(py5eg@inepar.com.br) へ。
 メイン・パイロット局は Carl:N4AA の支援を得て,Rod:WC7N(wc7n@gb.wave.net) が
務める。 アジア・太平洋地域は JA1ELY 及び ZL3JT がパイロット局。
 Araucaria DX Group のサイト http://araucaria.inepar.com.br/ も見られたし。

*Western Samoa, 5W0MP & 5W0DA + Vanuatu YJ0AOW & YJ0APY(西サモア&ヴァヌアツ)
 Michel:F6COW と Dominique:F6EPY は,2月〜3月にかけて西サモア及びヴァヌアツ
から運用する。 最初は西サモアの Upolu (IOTA:OC-097) から2月18〜28日に 5W0MP
及び 5W0DA で,次にヴァヌアツの Efate and Espirito Santo (IOTA:OC-035) から
YJ0AOW 及び YJ0APY のコールサインで3月4〜15日に QRV する。 主にヨーロッパ
向けに 3.5/7/10/18/24MHz の CW を運用するが,50MHz でも QRV の予定。 設備は
IC706-MKIIG, FT100D と 2台の FL2100B を持ち込む。 彼らは他に RTTY, PSK31, 
MPSK 及び MP63 も運用する。 次の周波数を中心に QRV の予定。
  CW - 3515, 7015, 10115, 14015, 18095, 21015, 24905, 28015, 50085 kHz
  DIGI - 7035, 10145, 14085, 21085, 28085 kHz
  SSB - 3780, 7075, 14215, 18135, 21215, 24985, 28465, 50125 kHz
ウェブサイトは http://perso.wanadoo.fr/dominique.auprince/ に準備している。
QSL は,5W0MP 及び YJ0AOW 分は via F6COW へ,また 5W0DA 及び YJ0APY 分は via 
F6EPY へ。

*Midway, KH4/DL7VFR & KH4/DL2RUM(ミッドウェイ島)
 計画していた昨年9月の運用を断念した Tom:DL2RUM らは,ミッドウェイ島から,
3月3〜16日 KH4/DL7VFR 及び KH4/DL2RUM で改めて運用する。 彼らは2局の設備
を設置し,1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY に QRV の予定。

*Namibia, G4DMA/V51(ナミビア:アフリカ南部)
 Flo:G4DMA/KL7 からの情報によると,彼は3月15〜30日にナミビアの Aris から 
100W の設備で 50MHz を運用する。

*Bolivia, CP6/N6XQ(ボリビア)
 Jack:N6XQ は3月22日〜4月12日にボリビアの Santa Cruz から CP6/N6XQ を,ま
た可能であれば CP2 及び CP7 からも 50MHz を運用する。 設備は 160W に 11dBi
の八木を持ち込む予定。 E-mail 連絡先は n6xq@yahoo.com へ。 28.885MHz もモニ
ターしている。

*Gambia, C56JJ(ガンビア:アフリカ西部)
 PA9JJ は4月15〜29日にガンビアから C56JJ を運用する。 3.5/7MHz を中心に運
用するが,マルチバンド・ダイポールで 50MHz にも QRV したい意向。 リグは FT-
100(100W) を持ち込む。 ログは運用後,http://www.qsl.net/pa9jj/ に掲載する。
QSL は via PA9JJ 宛へグリーンスタンプを同封のこと。

*Tuvalu, T2??? and Baker Island, KH1???.(ツバル,ベーカー島)
 このほど,アメリカ関係当局からの上陸許可が得られたベーカー島へのペディショ
ン計画が発表された。
 一行は YT1AD, YU1AU, YZ7AA, Z32AU, Z31FU, Z32ZM, RZ3AA, K1LZ, K6NDV, N6TQS, 
KW4DA, K3NA 及び AH6HY で,YU7AV, W2YC, G3UML, YU1NR 及び YU1DX が「控え」と
して待機している。 ベーカー島からの運用に先立ち,4月23〜25日にツバルから
YT1AD, RZ3AA, Z32AU, KW4DA, YZ7AA が QRV する。 コールサインは未定。
 ベーカー島からは4月30日〜5月10日に 1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY/PSK/SSTV 及び
サテライトを運用する予定。 設備は6台のリグ,3台の ACOM
100 アンプ,2台の 400W アンプに,5kW 発電機2台,2kW 発電機2台を,また
10-30MHz 用八木アンテナ3セット,1.8/3.5/7MHz 用にヴァーティカルアンテナ3
セット,50MHz には 5el の M2 を持ち込み,6局を設置する。
 今回のペディション費用の総額は,$80,000 が見込まれており,Wil:K6NDV
(k6ndv@contesting.com) が担当で,広くドネーションを募っている。
 パイロット局は YU1AA と VE3EXY が務める。 ウェブ・ページは近日中に準備の
予定。 QSL は CW/PSK/RTTY/SSTV 分は via YT1AD,SSB 分は via RZ3AA へ。

*Cocos Isl, TI9M. Update(ココス島:コスタリカ)
 2月17日〜3月4日に国際チームで運用するココスからの TI9M の KA0KKO:Mat から
の続報。 設備は5局設置し,HF オールバンドと 50MHz を運用する。 50MHz は 6el
八木と ACOM のアンプを持ち込む予定。 周波数は CW:50.092MHz, SSB:50.145MHz に
変更したので注意のこと。 詳報は http://www.qsl.net/ti9m/ を見られたし。

*Mariana Islands, KH0(サイパン)
 大分 DX クラブのチームが2月7〜10日にサイパンから 1.8/3.5/7MHz,WARC バンド
及び 50MHz の CW/SSB/RTTY/SSTV を中心に運用する。 使用コールサインとオペレー
タは,KH0/JA6BTO(JA6BTO),KF4LX/AH0(JA6HJP),KH0/JA6LZN(JA6LZN),KK7UB/KH0(JA6PBO),
WH0B(JA6VQA) 及び AB2GA/KHO(JH6ALF)。 QSL はそれぞれのホームコール宛へダイレク
トまたはビューロー経由で。
 JM1LRQ:荒井さんは2月14〜18日に HF+50MHz を運用する。 QSL は JM1LRQ 宛へ。
 AA1NY(JA4CZM)は2月21〜25日に,また JJ2NYT は3月16〜20日にそれぞれ HF+50MHz
を運用する。 QSL はいずれもホームコール宛。

*Grenada, J37BO & J37RO(グレナダ:カリブ)
 Bill:K4LTA と奥さんの Ruby:K4UPS は,1月31日〜2月25日にグレナダから J38A 
でコンテストを中心に運用する。 コンテスト以外ではそれぞれ J37BO 及び J37RO の
コールサインで,Ruby は 14/21/28MHz の SSB で,Bill は 1.8/3.5MHz 及び WARC 
バンドの CW を中心に運用する。 今回の運用では,50.103MHz で出力 100W のブレー
カブルビーコンを主に 1200-1700z 及び 2300-0100z の時間帯に発射する予定。 運用
地のグリッドは FK92 で,St.George 近郊。 QSL はそれぞれのホームコール宛へ。

*Solomon Islands/Temotu, H44LB, H40YL(ソロモン,テモツ)
 Babs:DL7AFS と Lot:DJ7ZG はソロモン及びテモツからの QRV を2月2日に開始する。
コールサインは,Babs (YL) が H44LB/H40YL,Lot は H44ZG/H40ZG で,3.5-50MHz の
オールバンドの SSB/RTTY/PSK を運用する。 QSL は DL7AFS, 
Baerbel Linge, Eichwaldstr. 86, D-34123 Kassel, GERMANY 宛へ。
 H4/H40 からの運用後は西オーストラリアから VK6LB 及び VK6ZG で QRV する予定。
ウェブサイトは http://www.qsl.net/dl7afs を見られたし。

*S. Georgia, VP8GEO(サウス・ジョージア:南米南東沖)
 VP8/ サウス・ジョージアからの運用は,天候によるが,1月27 または 28日から
始める見込み。 一行は暫く滞在し,50MHz を含む多くのバンドに QRV する意向。
50MHz に熟知したメンバーも参加していることから,期待は持てるかもしれない。
QSL は VE3GCO 宛へ。 また,K5TR:George からの情報では,50.125MHz で連続運用
のビーコンを発射するとのことだが,出力やアンテナは不明とのこと。

*St. Lucia, J68AS(セイント・ルシア:カリブ)
 Scott:N9AG/J68AS は,3月30〜31日に開催される CQ WPX SSB コンテストの前後の
3月22日〜4月2日にセイント・ルシアから 50MHz を運用する。 運用地はアメリカ,
ヨーロッパ方向に開けた標高 120m の地点。 QSL はホームコール宛へ。

*US Virgin Isl., KP2(USヴァージン:カリブ)
 Dean:N6DE は,3月30〜31日に開催される CQ WPX SSB コンテストの前後に USヴァ
ージンから 50MHz を含む各バンドで QRV する。 運用地は標高 300m の丘の上で,
アメリカ,ヨーロッパ及び日本の各方向の障害物はない。 50MHz は 1kW+5el を
持ち込む予定。 Dean は 50MHz の運用経験が浅いため,この時期の KP2 からの運用
に関してアドバイスを求めている。

*Guam, KH2/JG3WCU(グアム)
 JG3WCU:川崎さんは1月30日〜2月5日にグアムから HF と 50MHz を運用する。
50MHz の設備は FT-100 に,12階建てのホテルの屋上に設置する 6el。 運用時間は
主に現地時間の夜間。 QSL はビューロー経由または 
  〒590-8691 大阪府堺市堺郵便局私書箱97号 川崎孝則さん宛へ。

*E. Malaysia, 9M9/JA8CCL(東マレーシア)
 JA8CCL は1月31日〜2月3日に東マレーシアから標記コールサインで HF+50MHz に
QRV する。 QSL はホームコール宛へ。
(註:東マレーシアでは免許形態が変更となり,外国人には 9M9/Homecall のコール
   サインが割り当てられるようになった模様です。)

【ビーコン関連】
*Panama Beacon(パナマ:中米)
 Radio Club de Panama は,1月27日に HP1RCP を設置した。 周波数は 50.012MHz
で,リグは水晶制御の Ameco TX-62m,出力 8W,アンテナはヴァーティカル。 運用地
は首都の Panama city に近い Cerro Jefe (FJ09hd)。 受信リポートは
hp1rcp@hotmail.com または hp1ac@bellsouth.net.pa 宛へ。
(註:このビーコンは 2001年5月から 50.095MHz で運用していたものですが,周波数
   及び出力が変更になり,設備が更新された模様です。)

【その他】
*Saudi Arabia, HZ1MD-QSL.(サウジアラビア)
 Peter:PA2VST (E-mail:pa2vst@50mhz.com) は,このほど HZ1MD の 2001年の HF 及び
50MHz のログを受け取った。 QSL カードは既に注文済みで,これまでに届いた QSL に
対しては,1月末までには返信できる見込み。 HZ1MD の QSL はグリーンスタンプ1枚
または IRC を同封して QRZ.com のサイトに掲載されている PA2VST の住所へ送って欲
しい。 なお,HZ1MD 本人宛の郵便事情は極めて悪く,郵便物の滅失も発生していると
のこと。

*Need gridmaps?
 現在のグリッド・ロケータシステムは,IARU の Region 3(アジア・太平洋地域)で
1982年に使われ始め,Region 2(北南米)で 1984年に,そして Region 1(ヨーロッパ,
アフリカ及び中近東地域)では 1985年1月から採用され,今日では 50MHz 以上の周波
数で日常的に使われるようになっている。
 このシステムは,ヨーロッパでは「QTH ロケータ」,現在では単に「ロケータ」,日
本では "GL" 或いは「グリッド・ロケータ」そして北米では "GS",「グリッド・スクェ
ア」または単に「グリッド」などと呼ばれている。
 これらロケータの地図は,以下のサイトで見ることができるので,紹介する。
    http://www.vqlog.com
    http://www.qsl.net/on4ant/gridmaps/gridmap.htm
    http://www.icomamerica.com/downloads/usgridsq.pdf

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA es KE1EO
木下司朗 in バンコク
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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