SIX NEWS plus August '03
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO/XU7ACD
Shirow KINOSHITA


【各国短信】
*Uzbekistan, UK8UM(ウズベキスタン)
 Mikhail Mejlumov:UK8OM はこのほど 50MHz のライセンスを取得し,MN51ua からの
運用を始めた。 ヨーロッパではこのところ連日 50.115MHz の CW で入感している。 
スケジュールは uk8om@uzpak.uz 宛へ。

*Algeria, 7X0AD(アルジェリア)
 7X0AD/EA5AD は,近々アルジェリアで 50MHz の暫定免許を貰える見通しであること
を明らかにした。 結果的には短期間の暫定免許で周波数はスポット割り当てになる
だろうとのこと。

*Philippines, DU1/N6HPX(フィリピン)
 Larry:N6HPX は,DU1/N6HPX でフィリピンから 7-50MHz に QRV している。 QSL は
ホームコール宛。

*Sardinia, IS0AGY(サルジニア島:イタリア)
 Ampelio Melini:IS0AGY はサルジニア島で最初の 50MHz ライセンスを取得した。
彼の住所は Ampelio Melini, Casella Postale 7/c - 09045 Quartu Sant'Elena, 
Italy に変更になっている。

*MOUNT ATHOS NEWS!(マウント・アトス:ギリシャ)
 マウント・アトスから唯一アマチュア無線を運用するアポロ神父は,先頃手持ちの
IC-750 にトラブルを起こし QRV 不可能であったが,このほどドイツのミーティング
(Ham Radio Fair in Friedrichshafen) で集められたドネーションにより,IC-706 が
贈られた。 マウント・アトスからの 50MHz の運用が期待されるが,Dominik:DL5EBE
は,4el 八木を送る計画があるので,同軸ケーブルや小型ローテータの寄贈を求めて
いる。 8月10日過ぎには贈るので,有志は dweiel@t-online.de に連絡されたし。

*Jordan, JY9NX back to JA(ヨルダン)
 ヨルダンから4年半間に渡ってアクティブに運用していた JY9NX/JM1CAX 田原氏は,
7月28日に設備を撤収し,帰国することになった。 ヨルダンからは総計 15万 QSO,
50MHz での DXCC や,ヨルダン初の EME-QSO を達成するなど,氏の活躍は目を見張る
ものであった。 8月には日本の新住所を QRZ.com で発表する。 彼のこれまでの
QSL も含めて,ビューロー経由で JM1CAX に請求可とのこと。 田原氏のメッセージは
http://www.qsl.net/jy9nx/ を参照されたし。

*Lebanon, OD5/OK1MU(レバノン)
 レバノンから精力的に QRV していた Pavel は7月一杯で OD5/OK1MU を閉局し,
チェコに帰国することになった。 ログは http://www.qsl.net/ok1mu でチェック
可。 QSL は via OK1TN 宛へ。

*John G3CCH Silent Key(イギリス)
 Arne:SM7AED からの情報によると,この1月から癌のため療養を続けていた John:
G3CCH が7月30日の現地時間 1830 にサイレントキーとなった。 John は 1970 年代
から SM7AED と親交を持ち,初期には 144MHz で,その後 1989年からは 50MHz でロン
ドン北方 200km ほどの North Lincolnshire から,約1000km 離れた SM7AED との間で
現地時間の毎朝 MS 伝搬把握のためのスケジュール QSO を続けてきた。 John の
冥福をお祈りします。
(註:1995年に Arne:SM7AED を訪問した際にも,彼のシャックで G3CCH とのスケ
   ジュール QSO を見せて貰いました。 この時のコンディションはお互い僅かに
   コピーできる程度で,Arne は「普通のコンディション」だと言っていました。
   この件で Arne にメイルを書きましたが,彼も旧友の他界に少なからず衝撃を
   受けている模様です。)

【ペディション関連】
*St. Kitts, V47CA(セイント・キッズ:カリブ)
 Joe:VE3BW は,10月21〜31日にセイント・キッズから IC706mkII+3el で 50MHz を
運用する。 彼は 10月25〜26日に開催される CQ WW SSB コンテストにも参加の予定。

*Tunisia, TS7N(チュニジア:アフリカ北部)
 11月19日〜12月1日にチュニジアの Kerkennah島 (IOTA AF-073) から 17人の OM と
3人の XYL のチームが TS7N を運用する。 一行は 11月29〜30日の CQ WW CW コンテス
トにもマルチOp/2TX 部門に参加する。 滞在期間中は5局を準備し 1.8-50MHz のオール
モードで運用する。 メンバーは 9K2RR,JH4RHF,DK1BT,DJ9CB,DJ7IK,DK7YY,DL3KDV,DF2SS
など。 QSL は via DL9USA が扱う。 詳報後刻,ウェブサイトは
http://www.qsl.net/ts7n に準備する。

*Costa Rica, TI5N(コスタリカ:中米)
 Harry:AC8G, Ron:WA8LOW, Ron:W8ILC, Brian:KA7KUZ, Kecko:TI5KD, Tony:VE3RZ, 
Jorge:CX6VM, Ed:K1EP, Tom:ZP5AZL, Juan:ZP5MAL, Dale:N3BNA そして Dave:WT8R の
一行は,10月25〜26日に開催される CQ WW SSB コンテストに,TI5N のコールサインで
マルチOp/マルチTX 部門で参加する。 TI5N の QSL は via W3HNK が扱う。
 このコンテストの数日前後には TI5/ホームコールで時間が許す限り SSB 以外のモー
ドで 50MHz と WARC バンドを含むバンドを運用する。 QSL はそれぞれのホームコール
宛へ。 なお,コンテストでの QSO と個々の QSO は分けて請求すること。

*Croatia, 9A5DJ, 9A5LO(クロアチア)
 Milan:9A5DJ(OK1DJG) と Lada:9A5LO(OK1LO) は,クロアチアの Pasman島(IOTA:EU-170)
から8月8日までの予定で HF, 50MHz 及び 144MHz の CW を中心に運用する。 彼らは
Pasman島周辺の他の島からの運用も計画しているとのこと。

*Sardinia, IS0/IK4HPU(サルジニア島:イタリア)
 Alberto:IK4HPU は8月3〜21日にサルジニア島から IS0/IK4HPU のコールサインで
50MHz を運用する。

*Slovakia, OM3BH/p. Grid square expedition(スロバキア)
 スロバキアの Zdeno:OK2ZW のグループが Grid Square のペディションを行い,8月
7〜10日に KN19 から,引続き10〜13日に KN18 から 50/144MHz で運用する。 スケ
ジュールは変更の可能性あり。 コールサインは 50MHz:OM3BH(/P),144MHz:OM3KDX
で,FSK441(50MHz は JT6M),HSCW,そしてコンディションのピークでは SSB にも 
QRV する。 設備と運用周波数は 50MHz:TS-579DG+6el で CW:50.105, SSB:50.145, 
JT6M:50.235MHz,144MHz:IC-746+500W+2x10el で CW/SSB:144.173, FSK441:144.377
MHz とのこと。

*St.Martin, FS/ or PJ7/N7DD,PJ7/W3ARS,PJ7/K3LP(セイント・マーティン:カリブ)
 Larry:N7DD, Clint:W3ARS, David:K3LP は,11月29〜30日の CQ WW CW コンテスト
に FS5UQ のコールサインで参加するため,11月20日頃からセイント・マーティンでの
運用を始める。 コンテスト期間以外は FS/ホームコールまたは PJ7/ホームコールで
HF+50MHz に QRV する。 50MHz はアンプとビームアンテナを持ち込む予定。 QSL 
は全て K5KV 宛へ。

*Myanmar, XZ7A(ミャンマー)
 DL7BO, DL7UFR, DL7DF, DL7KL, DJ6TF, DK1BT 及び DL4WK は,9月30日〜10月17日
にミャンマーから XZ7A で運用する。 彼らは2局を首都のヤンゴンに,2局を海岸の
町に設置し,1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY/PSK31/SSTV に QRV,ローバンドの運用に力を
入れる。 オンラインログや写真などは http://www.qsl.net/dl7df/ に掲載する。

*Suriname, PZ5CQ, PZ5FF, PZ5UE(スリナム:中米)
 Magnolia DX Association の KD5CQT(PZ5CQ), K2FF(PZ5FF) 及び W5UE(PZ5UE)
は,10月20〜28日にスリナムの Ramon から 1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY を運用する。
一行は CQ WW SSB コンテストにスリナム初の 2X1 コールである PZ5A でマルチOp/2
TX 部門に参加の予定。 PZ5A の QSL は W5UE,他の QSL はそれぞれのホームコール
宛へ。 このペディションでは Floyd:N5FG (pz5a@mdxa.org)がパイロット局となる。
詳報は NDXA のホームページ http://www.mdxa.org を見られたし。

*Annobon Island, 3C0F, 3C0A, 3C0R, 3C0V(アナボン島:アフリカ西部)
 Franz:DJ9ZB(3C0F), Elmo:EA5BYP(3C0A), Victor:EA5FO(3C0R) そして Vicente:EA5YN 
(3C0V) の4人は,9月27日〜10月10日にアフリカ西部のアナボンから 1.8-50MHz のオ
ールバンドで CW/SSB/RTTY/FSK に QRV する。 少なくとも2局を設置して 24時間運用
する予定。 ドネーションは大歓迎,DX Club Tabarca Island, P.O. Box 3097, 03080 
Alicante, Spain 宛に送って欲しい。 QSL は DJ9ZB が扱う。

*Norway, LC/IW5DEX/p, LC/IW5DPF/p(ノルウェー)
 Leonardo:LC/IW5DEZ/P と Stefano:LC/IW5DPF/P は,8月1〜20日にノルウェーの
Lofoten島(EU-076) と NordKapp から,主に夕方の時間帯に 50MHz を運用する。 
QSL はホームコール宛にダイレクト (P.O.Box 30, 50018 Scandicci - FI, Italy)
またはビューロー経由で。

*Austral Islands, FO/DL---/A(オーストラル島:太平洋南部)
 Richard:DJ4OI, Andy:DL3GA, Markus:DL1IAN そして Joachim:DF6IC は,9月18日〜
10月3日に Austral 島の Tubuai から WARC バンドを含む 3.5-50MHz の CW/SSB/RTTY
と,可能であれば他のデジタルモードで運用する。 コールサインは FO/ホームコール/A
になる見込み。 設備はリニアアンプとビームアンテナを含め,2セット持ち込む予定。
QSL は各ホームコール宛,ビューロー経由も受け付ける。

*Bermuda, VP9/N0JK(バミューダ島:カリブ)
 N0JK は9月12〜15日にバミューダの VP9GE のシャックから 50/144/432MHz に QRV,
ARRL の September QSO Party に参加する。 50MHz では JT6M,144MHz では WSJT 
も運用の予定。 設備は 50MHz:100W+6M5X, 144MHz:100W+ビーム,432MHz:100W+W5UN
Quagi。 詳報は http://www.wb8cc.com/n0jk/ を参照のこと。

*Palau, T8---(パラオ)
 JH9URT は8月22〜26日に T88HO のコールサインで HF+50MHz を運用する。 
QSL はホームコール宛。
 JK1FNN と 7L1MKM はそれぞれ T88HA と T88MY のコールで 2003年12月28日〜
2004年1月4日にパラオから QRV する。 QSL はそれぞれのホームコール宛へ。

*Mali, TZ6RD(マリ:アフリカ西部)
 Javi:EA5KM, Paco:EA5RD, Julio:EA5XX, Max:I8NHJ, Doug:N6TQS, Luis:XE1L
らの一行は8月12〜23日にマリの首都 Bamako から TZ6RD で 50MHz を含むオール
バンド,オールモード (CW/SSB/RTTY/PSK/SSTV/AO-40) で3局を設置して QRV す
る。 QSL は via EA4URE 宛へ。

*Cambodia, XU7ACT and XU7ACU(カンボジア)
 8月3〜18日にカンボジアから運用を行う Danny:M0GMT と Oliver:DJ9AO の
コールサインはそれぞれ XU7ACT と XU7ACU が割り当てられた。 詳報は SIX NEWS
plus 6月号参照。

【ビーコン関連】
*Svalbard and Jan Mayen beacons. Update(スバールバル諸島及びヤン・メイヤン島)
 スバールバル諸島から運用している JW5SIX(KQ26):50.045.7MHz, JW7SIX(JQ68):50.047
MHz 及び JW9SIX(JQ94):50.048.7MHz のうち,JW9SIX は,技術的なトラブルのため
現在停波中。 管理者の LA0BY がトラブル解決に当たっている。 スバールバル諸島の
3つのビーコンは,互いに周波数が近いので注意のこと。
 また,50.079MHz でヤン・メイヤン島から運用している JX7SIX(IQ50) は技術的なトラ
ブルのため,現在 QRPp で運用中。(註:残念ながら出力の情報はありません。)

【その他】
*United Arab Emirates. A61AH QSL(アラブ首長国連邦)
 Peter:PA2VST は 2003年8月1日から A61AH の QSL マネージャに「就任」した。 
状況によるが,以前の交信についても QSL の発行ができるかもしれない。 A61AH の
QSL はダイレクトのみで PA2VST 宛に SASE で請求のこと。

*The Persieds Meteor Shower. Northern Hemisphere.
 北半球における今年のペルセウス流星群の極大日は8月13日 0440z (1340JST) 頃。
また,同日の 0240z (1140JST) と 1440z (2340JST) ころにも別の極大点が予想され
ている。
 電波伝搬上のピークは上記の時間から若干ずれるが,いずれにしてもピークの時間
帯前後,50MHz はスポラディックEが発生したような賑やかさになることが期待でき
る。 MS での QSO は極力短時間で済ませること。 相互のグリッドロケータ(4桁)
を交換すると,おおよそのロケーションも把握できるだろう。

*Propagation on the 8th of July. EU to the west side of N America
 7月8日,ヨーロッパ〜アメリカ西海岸のビッグオープンが大爆発!
 W3ZZ:Gene のリポートによると,VE7SL は 1715-1908z に 44局のヨーロッパ
と QSO,同時間帯には,50/144MHz でスポラディックEのマルチホップによる
アメリカ西海岸と東海岸のオープンが記録されたとのこと。
 以下はオレゴン州 Boring(CN85) の N7DB からのリポート。
 NN7J はこの日,1632z に G3JHC,1653z:I4EAT, 1701z:ON4OAI, 1716z:I0JX,
1736z:DL7QY と QSO,更に PA7MM, PA0HIP とも交信した。 他に 1619z:MW1MFL,
1815z:PA5DD を受信したが交信に至らず,弱いヨーロッパの信号を最後に 1800z
過ぎにコンディションが落ちた。
 K7RWT は 1719z:I0JX 519/559, 1725z:PA0HIP 419/519, 1730z:PA0VST 539/559
との交信を記録,PA7MH?,DL6AMI, IK2GS? と ON 数局を受信した。
 WX7R は,1719z:I0JX, 1732z:ON4AOI 1738z:ON4IQ, 1739z:PA5TA, 1748z:IK4DCT,
1750z:IK2GJO(?), 1753z:PA0HIP, 1755z:PA9KT。 他に PA2VSA, IZ2AAJ や弱い
PA, I の信号を聞くも QSO できず。 また 50.139MHz で IW5BML/P を N7DB と
共に呼んだが交信不成立であった。 オレゴン州 Salam 南部 CN84 の W1QT は,
IC706+3el でヨーロッパ3エンティティとの QSO に成功したとのこと。
 VE7SL の地では 2000z 頃までヨーロッパのオープンがあった模様で,彼はバルカ
ン諸国のいくつかとも QSO しているのではないかと見られる。
 西海岸の局の中には「現役を既に引退した」ヨレヨレの Drake TR-6 (50W 出力)
に Cushcraft の 5el で I0JX や PA0HIP と QSO した者もいた。
 南は CN80 から北は CN88/89 までの広範囲にオープンした今回のパスは,打ち上
げ角が高かったようで,軒並み「低いアンテナ」の局の方が成果を上げている。 こ
のようなオープンは「生涯一度」に匹敵するほど稀なものであろうと N7DB は分析し
ている。 
 太陽活動ピ−ク後の磁気活動の上昇に関して,Carl Luetzelschwab:K9LA は「磁
気的に太陽活動の最も活動的な部分が下降線を下り始め,HF 伝搬に関しては悪い
(VHF には良い)時期であろう。 もっとも「静か」な時期は太陽活動最低期の
2〜3年後で,一般的に南北半球では,夏冬の季節的影響により赤道地域よりも静
かになろう。」と語っている。

*Mexico "firsts" on 50 MHz(メキシコ)
 XE1BEF によると,Ram:XE1KK は彼のホームページ 
http://www.qsl.net/xe1kk/XE-First.htm 
でメキシコからの 50MHz による 1st ever をまとめている。 

*Denmark now on 70 MHz(デンマーク)
 デンマークの通信当局の発表によると,デンマークではこのほど 70.025/050/100MHz
がアマチュアに割り当てられた。 これらの周波数での運用に当たっては,個別に免許
申請が必要とのこと。
(註:ヨーロッパ・アフリカ地域では,イギリス,アイルランド,スロヴェニア,キプ
   ロス,南アフリカなどで 70MHz 帯がアマチュアに割り当てられています。)

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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA es KE1EO/XU7ACD
木下司朗 in バンコク
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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