SIX NEWS plus February '05
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


昨今のコンピューターウィルスによる悪影響を考慮し,本文中及びリンクを
張る E-mail アドレスの "@" は "(at)" と表記します。

【各国短信】
*Mautitania, 5T5SN.
 Nicolas Sinieokoff:5T5SN (IK28) は,50MHz と EME にも QRV しているが,1月31日
に K7BV/1 (FN31) との QSO に成功した。 http://www.qsl.net/5t5sn に5T5SN のウェブ
サイトが準備されており,QSL は IZ1BZV, Giorgio Tabilio, P.O. Box 95, 19100 La 
Spezia - SP, Italy 宛へ。
(註:上記の QSO データに関する伝搬の明記はありませんが,この時期なので EME での 
      QSO によるものと思われます。)

*Sudan, ST2PN. Update.
 Paul:ST2PN(LA5PN) はスーダンに戻り,首都の Khartoum から以前よりアクティブに QRV 
している模様。 近いうちに RTTY にも出る見込み。 QSL は PA7FM 宛にダイレクトで。 
ログや最近の写真などは http://www.pa7fm.nl で紹介している。

*Malta, 9H2NCC.
 マルタから特別局 9H2NCC が3月1日〜5月31日に QRV する。 この特別局は World 
Carnival のイベントを祝うもので,HF のオールバンドと 50/144MHz で運用する予定。 
詳報は QRZ.com の 9H2NCC で。 QSL はダイレクトで 9H4DX 宛へ。

*Macquarie Island, VK0MT.
 Dave:VK0MT は現在 Macquarie島 (QD95ll, IOTA:AN-005) から 1.8-144MHz に QRV して
いる。 彼の仕事の都合上,運用時間は現地時刻の夕方が中心。 QSL は JE1LET 宛にダイ
レクトで。 Dave は3月まで滞在の予定。 Macquarie島に関する各種情報は
http://www.aad.gov.au/default.asp?casid=7151 を見られたし。

*Italy, I0CUT ...-.-.
 Alex:IW0GPN からの情報によると,過去10年にわたってヴァチカンの HV0A や HV4NAC,
マルタ騎士団の 1A0KM などのオペレータとして活躍した Ugo:I0CUT がこのほど息を引き
取ったとのこと。 Ugo は HF では DXCC のオーナーロール入りを果たし,50MHz でも 
DXCC を追っていた。 1980年代には VHF でアクティブにQRV し,現在の I0UGB のロケー
ションなどからもよく電波を出していた。 Ugo の冥福をお祈りします。

【ペディション関連】
*Gibraltar, ZB2/G0KOM.
 Adrian:G0KOM は,6月第1週末の UKSMG 6m コンテストに参加すべく,ZB2:ジブラル
タルから運用する。 計画では6月2〜6日に現地から QRV する予定。 Adrian は,この
スポラディックEのシーズンに2〜3回ジブラルタルに行きたいとのこと。 いつでも
50MHz での運用を優先するが,コンディションが悪い時に備えて 1.8MHz を除く HF の
オールバンドでも運用できるようにしておく予定。

*PJ2 Netherlands Antilles, PJ2T.
 Curacao に滞在中の Geoff:W0CG (PJ2DX) によると,向こう数ヶ月の PJ2T のアクティ
ビティは次のとおり。
 2月19〜20日:ARRL DX CW Contest では Dan:N1ZZ, Tom:W8TK, Geoff:W0CG, Larry:N7DD, 
Noel:W9EFL, Charles:WA9S, Steve:N8BJQ 及び Alex:RA1AIP がマルチオペレータ・2トラ
ンスミッター部門に世界一を狙って参加予定。
 3月5〜6日:ARRL DX SSB Contest では Jerry:WB9Z, Tom:AE9B, Martin:NW0L, Jeff:
K8ND と Geoff:W0CG がマルチオペレータ・2トランスミッター部門に3年連続の世界一を
狙って参加予定。
 両コンテストの前後には 1.8-50MHz で運用する。 QSL は via N9AG 宛へ。 詳報は
PJ2T のウェブサイト http://www.pj2t.org を見られたし。

*Namibia, V51IXF and V51VC.
 Janusz:SP6IXF と Przemek:SP7VC は,2月25日〜3月11日にナミビアから QRV する。 
コールサインは V51IXF(SP6IXF) と V51VC(SP6VC) を申請しているが,このまま使えるか
否かは未定。 現地では 1.8-50MHz を運用するが,特に 1.8-7MHz のローバンドに力を
入れたい。  設備は FT-890, TS-50, IC-706 MKIIG や TS-2000 と,各種ビームやワイヤー
アンテナを持ち込む。 50MHz のアンテナは明記されていない。 滞在期間中の CQ WW 
160m SSB Contest と ARRL DX SSB Contest に参加の予定。 更報は 
http://www.sp5zcc.waw.pl/dxpeditions/v5/en/index.php のサイトを見られたし。

*ST. Paul Island, CY9SS. Update.
 6月7日〜7月7日に運用を計画している St.Paul島 (IOTA:NA-094) からの CY9SS に,
カナダのアメリカの 12名のオペレータ (VA2DV, VE1PZ, VE2TKH, VY2LI, VY2OX, VY2RO, 
VY2SS, VE9GJ, VE9WH, K9MU, W1AIM 及び W1VE) が揃った。 現地では HF用に2設備,
50MHz用に2設備(このうち1セットはヨーロッパ向け)と 144MHz用を1セットを準備す
る。 QSL は VY2SS 宛にダイレクトで。 このペディションのウェブサイトは 
http://www.cy9ss.com に準備している。

*Bahamas, C6AMM & C6AWW.
 Bill:K1CN と奥さんの Laurel:N1EBL は,バハマの Harbour 島 (NA-001) から2月6〜
26日に C6AMM と C6AWW のコールサインで 7-50MHz の SSB を中心に(CW はリクエストに
応じて)運用する。 QSL は via K1CN 宛へダイレクトまたはビューロー軽油で。

*Montserrat, VP2MDY.
 Art:N2NB は2月24日〜3月8日に VP8MDY のコールサインで Montserrat (NA-103) から 
1.8-50MHz を PSK31 も含めて運用する。

*Philippine Spratly Islands, DX0K.
 DU1EV, DU1JXP, DU1MHX, 4F1OZ, 4F2KWT 及び 4F3BA は,フィリピン領の Spratly 島 
(AS-051) から DX0K のコールサインで,少なくとも 2005年4月まで 1.8-50MHz に QRV 
する。 最初のオペレータは 4F2KWT の予定。 QSL は via 4F2KWT 宛へ。

*French Guiana, TO7C updated.
 2004年11月号でお知らせした TO7C の運用は3月7〜17日に変更になった。 オペレータ
の一部は運用準備で多忙な毎日を送っているとのこと。 50MHz に関しては,50.096MHz で
24時間ビーコンを運用する。 ビーコンが聞こえたら 50.200MHz の CW または SSB コール
して欲しいとのこと。 この時期の現地の日の出は 0915z,日の入りは 2200z。 詳細は 
http://to7c.free.fr のサイトを見られたし。

*Sao Tome S92RI.
 CT1APE, CT1FFU と CT2GLO は,サントーメ・プリンシペの Ilheu das Rolas (AF-023) 
から2月20〜26日に 1.8-50MHz の CW/SSB/RTTY/PSK31 などを運用する。

*Belize, V31MD
 NEWDXA (The Northeast Wisconsin DX Association) の George:W9MDP, John:NZ9Z 及び 
Tom:W8JWN は,3月2〜9日にベリゼの V31MD のシャックから ARRL DX SSB コンテスト
(3月5〜6日)を中心に 3.5-50MHz を運用する。 コンテストコールサインや QSL 情報
は後刻発表するとのこと。

*South Cook Isl., ZK1SDE, ZK1SDZ et al, and North Cook, ZK1SDE & ZK1SDZ.
 SM6WET と友人達は North/South Cook に行き,ヴァーティカルまたはループアンテナで 
50MHz を運用する。 興味ある方は sm6wet(at)telia.com 宛にメイルしては如何だろうか。
運用スケジュールやコールサインなどは以下のとおり。
 1月31日〜2月17日:South Cook の Aitutaki島(OC-083) から ZK1WET, ZK1XMY, 
                      ZK1SDE 及び ZK1SDZ 
 2月17〜25日:North Cook の Manihiki島(OC-014) から ZK1SDE 及び ZK1SDZ 
 2月25日〜3月3日:South Cook の Aitutaki島(OC-083) ZK1SDE 及び ZK1SDZ

*Antigua V25LR, V25WX. Montserrat VP2MHS, VP2MHX
 Florida DXPedition Group, Inc. のメンバーである Larry:W1LR と Bill:W4WX は,2月
21〜24日にアンティグアから V25LR 及び V25WX で,その後2月26日〜3月2日にモンテセ
ラットのVolcano島から VP2MHS (W1LR) 及び VP2MHX (W4WX) のコールサインで 14-50MHz の
PSK31/RTTY を中心に QRV する。 QSL はダイレクトでそれぞれのホームコール宛へ。

*Glorioso Island, FR/------/G. Update.
 フランスの 10人ほどのオペレータが,5月15〜30日の予定で,Glorioso島からの運用を
計画している。 現地には HF 用に5つの設備と 50MHz の EME/WSJT/ビーコン運用を目的に
1つの設備を準備する予定で,北米,太平洋及び東アジア方面との交信に力を入れたい意向。
この運用に対する経済的支援を求めており,ドネーションは F5OGL, Didier Senmartin, 
Boite postale 7, 53320 Loiron, FRANCE で受け付けている。 全てのスポンサーは,QSL 
カードやウェブサイトをはじめ,このペディションに関係する印刷物などでクレジットする。
現時点での参加オペレータは,F5OGL, F5CW, F5IRO, TZ6SA, F5PTM, F1AKK, F5AEP, F8UNF, 
F5MSR, F0CRS, F5JKK/FM5JC, FR5ZU, FR5IZ など。 QSL は F5OGL が扱う予定。

*Greece, SV1---/8.
 George:SV1QN/8, Fotis:SV1AIN/8, Manolis:SV1EQU/8, Giannis:SV1GYG/8 そして Nikos:
SW1GYN/8 は,3月24〜28日にギリシャの Skyros島 (KM28,IOTA:EU-060) から 1.8-28MHz 
の SSB とデジタルモードと,50.140/144.300MHz で SSB を運用する。

*Botswana, A25/DL7CM (or A25CM) & A25/DM2AYO.
 ドイツの Hans:DL7CM と Sid:DM2AYO は Botswana からの運用を計画している。 1.8-50
MHz の CW/SSB/RTTY/PSK に A25/DL7CM と A25/DM2AYO のコールサインで,4月6〜20日に 
QRV する。 現地ではアンプ付きの2セットを準備し,GP や各種ビームアンテナを持ち込む
予定。 50MHz は 4el を使う。 詳報は http://www.qsl.net/dl7cm/A2.htm で。 QSL は
それぞれのホームコールアドレスへ。

*British Virgin Islands VP2V/DL---.
 Sigi:DL7DF, Frank:DL7UFR と Wolfgang:DL4WK は,2月22日〜3月9日に英領ヴァージン
諸島から VP2V/ホームコールで運用する。 運用期間中は3つの設備(このうち2つの設備
はアンプ付き)を準備し,オールバンドの CW/SSB/RTTY/PSK31/SSTV に QRV するが,ロー
バンドに時間を割く予定。  少なくとも1設備は 24時間運用する。 50MHz は Hexbeam を
使う予定。  QSL は via DL7DF 宛へ。

*Crozet Island FT5W.
 Nicolas:F4EGX と Jean-Paul:F5BU (FT5WG) は,2月12日〜3月末まで Possession島から
彼らの余暇時間に QRV する。 Nicolas (http://F4EGX.free.fr) は 50/144/430MHz の FM 
QRP でのみ運用,Jean-Paul は 14.278MHz +/- の SSB で運用する予定。

【その他】
*DXCC LISTINGS NOW AVAILABLE ON THE ARRL WEB SITE.
 ARRL のサイトで DXCC のリストが公表されている。 5Band DXCC 以外のバンド別,
モード別のリストが,アメリカの紙サイズまたは A4 サイズの pdf で閲覧/ダウンロード
可能。 興味ある方は http://www.arrl.org/awards/dxcc/#listings を見られたし。

(註:2005年2月6日現在の 50MHz の Top10 は以下のとおり。)
World Top 10
Pos.DXCCCall
1238LZ2CC
2226SV1DH
3221IK0FTA
4214ON4IQ
5213ON4GG
PY5CC
6206JA1BK
7203G0JHC
82025B4FL
9201JA4MBM
10200DL7QY
EH7KW
SM7FJE
JA Top 10
Pos.DXCCCall
1206JA1BK
2201JA4MBM
3199JR2HCB
4198JA1VOK
5187JF1CZQ
6185JF1IRW
JR2AUE
7181JA6RJK
8179JA1RJU
9175JH2TQH
10171JI1CQA
*The Tide,s Changing - VHF Meteor Scatter.  Randy Tipton:WA5UFH は,ARRL の機関誌 QST の 2005年2月号誌上で,最新の技術を 駆使した流星散乱通信に関する素晴らしい記事を執筆している。 実際,最近の WSJT プログラムは,バンドが「死んで」いる時でさえも QSO ができる可能性を開いた画期的 なものである。 興味ある方は  Getting started: http://www.qsl.net/wa5ufh  The WSJT Group: http://www.ykc.com/wa5ufh  Random Hour Manual: http://www.ykc.com/wa5ufh/WSJTGROUP/randomhour.htm  K1JT's Webpage: http://pulsar.princeton.edu/~joe/K1JT/ などを見られたし。 *Auroral E, OZ1DJJ - K1TOL.  デンマークの Bo:OZ1DJJ(OX3LX) は,去る1月23日の 1900z にオーロラEと思われる 伝搬で,アメリカの K1TOL と 50MHz での QSO に成功した。 K1TOL の信号は 60〜80秒 間 RST:599 で入感,とても信じられなかったと Bo はコメントしている。 この日スカ ンディナビアでアメリカの局と QSO したのは Bo 一人だろうとのこと。 Bo はこの日の 信号を http://www.oz1djj.geronne.dk/6m.htm で公開している。  なお,SM7KAK 及び SM7AED のコメントによると,この日の K1TOL の信号は,オランダ の PE1CZGも RST:529 で受信しているとのこと。 (註:K1TOL と OZ1DJJ の距離は約5800km で,東京からであればアラスカの Anchorage (KL),オーストラリアの Darwin (VK8),インドネシアの Jakarta (YB2) までの 距離に相当します。) *WSJT Version 4.9 is the biggest news yet for 6m EME.  Lance:W7GJ は「このほど発表された WSJT の新ヴァージョン (Ver.4.9) が JT65 の 世界に従来比 4dB アップの感度をもたらし,50MHz の EME に更に多くの局がチャレンジ できるようになろう」というコメントを寄せている。 更に Lance は「今や優れた八木 アンテナとグラウンドリフレクションの条件があれば,100W でも月の入りの時間帯に EME が可能になろう」との期待も示している。 Ver.4.9 の WSJT には,自動的に 60/120/150秒毎に送受信を繰り返す機能も追加されたとのこと。 この WSJT ソフトの ダウンロードは       http://pulsar.princeton.edu/~joe/K1JT/Download.htm で,また Lance のウェブサイト       http://www.bigskyspaces.com/w7gj/JT65checklist.htm でも WSJT や JT65A などの興味ある記事を読むことができよう。 *The most wanted DX on 6M in 2005 ?  SixItalia のウェブサイト http://www.sixitalia.org/ では,2005年の "most wanted DX" の投票結果を発表した。  ヨーロッパからの投票(49名) からによる北米の「ベスト10」は YV0, V3, KP5, KG4, KP1, 4U, V2, CO, CY0, J3  世界からの投票(17名)からによるヨーロッパの「ベスト10」は C3, HV, JX, 3A, R1FJ, 1A0, ZA, SV5, SV/A, OH0 とのこと。 ==============================================================================  これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず 情報源を明らかにして下さい。   では,また。 FB DX on SIX!! DE JF6DEA/KE1EO 木下司朗 in 福岡 E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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