SIX NEWS plus December '07
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


昨今のコンピューターウィルスによる悪影響を考慮し,本文中及びリンクを
張る E-mail アドレスの "@" は "(at)" と表記します。

【各国短信】
*Bonaire, PJ4/PA3CNX, soon PJ4NX.
 カリブ海の Bonaire島からアクティブな Peter:PJ4/PA3CNX は、海抜20フィート(6m) の
ロケーションから IC756PROIII+SPE Expert 1K 半導体アンプ (実力は出力 900W) に、ブーム
長20フィートの I0JXX デザインの  6el 八木を地上高 20フィートに上げて運用している。
彼は、次期スポラディックEシーズンに向けて、次のような改善などを進めるとのこと。
 1.コールサインが近日中に PJ4NX に変わる。
 2.クランクアップタワーを導入し、タワートップの75フィート (23m)の高さに 50MHz の
   八木を上げる。 HF の5バンド 9el は 50MHz のアンテナより 10フィート (3m) 下に
   上げる。 クランクアップタワー上のアンテナは、ほぼ全方向 340°海を見渡せること
   になる。
 3.2008年末〜2009年初めまでに、北西〜北東にロケーションが開けた海抜100フィート 
   (30m) 程度の高台に土地を見つけて引っ越す予定。
 Peter はコンテストが大好き、だが今の段階で、来年どのコンテストに参加するかは公表
しないとのこと。
 また Bonaire島及びオランダ領 Antillles諸島の5つの島の自治体系の変更により 2008年
12月15日以降、新たな DXCC エンティティーが誕生することになる。 これはすなわち、
 1.Curacao (PJ2) は、オランダ王国の直轄自治領(Aruba:P4 と同じ扱い)。
 2.Bonaire(PJ4) は、地方自治の形態。
 3.Saint Martin (PJ7) は、Curacao 及び Aruba と同じ扱い。
 4.Statia (PJ5) は、Bonaire と同じ扱い。
 5.Saba (PJ6) も Bonaire と同じ扱い。
従って、オランダ領 Antillles諸島周辺は、アマチュア無線界で面白いことになるだろうし、
Peter は「その日」に備えているとのこと。

*Tonga, A35RK.
 Adam:VK4CP が 12月3日(月)に伝えたところによると、PAul:A35RK がトンガ王国から 50MHz
での運用を再開した模様。 Paul は数日前に ZL3NW と QSO し、久しぶりに 50MHz にカム
バックした。 今日(12月3日)も ZL3, VK3 及び VK4 との交信に成功している。 Adam は、
ニューエンティティーとの QSO の機会が限られるサイクルボトムのこの時期、A35 からの QRV 
をは大いに歓迎している。
 
*Propagation indicators (TV-stations) QRT.
 Max:DK1MAX からの情報によると、50MHz の「ビーコン」として活用されてきたドイツの次の
TV局が、相次いで停波する。
  48.2604MHz Gr・ten (JN57) 
  48.2500MHz Bantiger (JN36) 
  48.2396MHz Gttelborner Hhe (JN39)
なお、ヨーロッパ中央部の 48.2396MHz (JN39) と 49.739665MHz (JO70) のテレビ局は、当面
運用を続ける見込み。 詳報は http://dvbt.sr-online.de/ を参照されたし。

*Spain. All the country on 50 - 52 MHz.
 Xavier:EB3CZS によると、これまで 50-51MHz の使用しか認められていなかったスペインの
アマチュア局に対し、通信当局は 11月24日から 50-52MHz のすべての周波数を解放した。
一部の地域では、出力 10W、最大アンテナゲイン 6dB、最高アンテナ地上高 35m の制限がある
が、現在運用を続けているTV中継局の将来的な停波に伴い、自動的に制限が解除される見通し。

【ペディション関連】
*Chile, CE/K2LZQ.
 Craig:K2LZQ は、2008年1月6〜12日及び3月3〜8日に、チリの Patagonia から QRV する予定。

*Cocos Island, TI9K. Update.
 Lance:W7GJ が Andy:DH8WR から受信した E-mail によると、2008年2月に実施を計画している
TI9K の DX ペディションの一行は、50MHz の EME オペレーターを募集している。 太陽活動
最低のこの時期、EME への QRV をしなければ、50MHz で多くの QSO は望めない。 Cocos の
月の出・月の入に 50MHz EME の運用は如何だろうか? 

*Palau, T88YU, T88LY.
 12月17〜22日に、櫻井さん一家 (JQ2GYU, JJ2VLY, JE1PGS) がパラオから QRV する。 コール
サインは T88YU(JQ2GYU)、T88LY(JJ2VLY) 及び T88GS(JE1PGS) で、3.5-50MHz の CW/SSB を現地
時間の朝夕を中心に運用する。  QSL は各々のホームコール宛へダイレクトまたはビューロー
経由で。

*Tanzania, 5H1CM.
 Hans:DL7CM は、2005年11〜12月の運用以来、再びタンザニアのライセンスを取得した。 今回
は夫婦での旅行で、前回同様「シングルオペ」スタイルで QRV する。 運用期間は 2008年1月13
〜24日、コールサインは 5H1CM で、IC-706+800W のアンプに 1.8/3.5MHz のスローパー (31m
長) とハイバンドはワイヤーアンテナを持ち込み、グリッド・ロケーター KI93 から 1.8-50MHz 
の CW/SSB/RTTY を運用する予定。 前回持ち込んだ MOS-FET のアンプは運用2日目に壊れた
ため、今回は真空管アンプを持っていきたいとのこと。 QSL はホームコール宛へ。

*Netherlands, PA/DK5TX. EU-146.
 Ulf:DK5TX は、2008年2月11〜17日にオランダの Goeree Overflakkee から PA/DK5TX のコール
サインで 3.5-28MHz の CW(スロースピード)/SSB/RTTY と 50/144MHz の CW(スロースピード)
/SSB を運用する。 QSL はホームコール宛へダイレクト(QRZ.com 宛先)またはビューロー経由
で。 リクエストなど E-mail の宛先は dk5tx(at)gmx.net へ。

*Bahamas, C6AYM.
 Eric:K9GY は、2008年5月21〜26日にバハマ・Nassau の New Providence島 (IOTA:NA-001,
GRID:FL15hb) から C6AYM のコールサインで 3.5-28MHz の CW と 50MHz の CW/SSB を運用する。
滞在期間中の 5月24〜25日に開催される CQ WPX CW contest に、シングルOp/オールバンドの
ローパワー部門で参加する。 QSL は via K9GY 当てへ。

*Alaska, KL7/W6JKV.
 毎年各地から 50MHz による運用を成功させている Jimmy:W6JKV は、2008年6月18〜30日に
アラスカからの 50MHz の運用を計画している。 今回のロケーションは、Fairbanks の北東
30マイル(約48km)の標高 2,500フィート(約750m)の山頂(Grid:BP64) で、全方向に障害
物が無い絶好のロケーションとのこと。 ここから世界主要都市までの距離は、London:4,200
マイル(約7,560km)、Frankfurt:4,000マイル(約7,200km)、東京までは 4,000マイル(約
7380km)。 現地では、出力 800W に大型アンテナを使って運用する予定。 多くの 50MHz
愛好者と交信できるよう、幸運を期待している。

*6M Caribbean DXpedition 2008, V3 and HK0.
 Dennis Motschenbacher:K7BV は、2008年6月19日〜7月6日に、カリブ海の V3(ベリゼ)と
HK0(コロンビア・San Andres島)からの QRV を決めたと発表した。 今回もベリゼから運用
するのは、昨年のペディション実施時期がヨーロッパへのコンディションに対して遅すぎた
ためである。 また、HK0 のニーズも世界的に高いことから、この2か所へのペディションを
決めたもの。 今回のペディションは全く 50MHz オンリーの運用で、両サイトとも島の東端
の小さなコテージを既に予約した。 予算は手持ちの資金を上回るが、このペディションへの
要求の高さにより、必要な経済的な資金が集まるものと確信しており、このペディションの
出納を担当する Mick McManus:W1JJ が、ドネーションを募っている。 Mick は QSL マネー
ジャも担当する。 現地からのインターネット・アクセスがよくないことから、Pat:W5OZI は、
今回もペディションのパイロット・ステーションを引き受けてくれた。 どちらの運用地でも、
海岸から10m以内に 7el を設置し、1kW で QRV する。 近日中にこのペディションの詳細を
紹介するウェブサイトを http://www.qth.com/k7bv/caribe2008 に準備するので、ご覧いただ
きたい。

*The Gambia, C56YK.
 ガンビアから C56YK が 2008年2月11日〜3月6日に 3.5-28MHz で QRV する。 3.5/7MHz は
FD4 アンテナで、他のバンドはスパイダー・ビームで運用し、1.8MHz 及び 50MHz でも電波を
出す予定。 QSL は QRZ.com の C56YK のページを参照のこと。 QSL の宛先は Bourbon 
Andre: Route de Xhoffraix 30. B- 4970 Hockai-Stavelot Belgium 宛へ。
 また、SIX NEWS plus 10月号 でお伝えした Jan:PA4JJ によるガンビアからの C56JJ の QRV
は、12月1〜11日に日程変更になった。 QSL はホームコール宛にダイレクトまたはビューロー
経由で。 ビューロー経由の QSL のオンライン請求は http://c56jj.pa4jj.nl に準備して
いる。 ヨーロッパ域外からのダイレクトによる QSL 請求では、少なくとも US$2 相当の
返信用切手券などを同封のこと。 返信用費用で余った分は、ガンビア現地の Baobab 
Nursery School のプロジェクトに寄付する予定。

【ビーコン関連】
*Jan Mayen, JX7SIX/beacon.
 Per:LA7DFA によると、Jan Mayen のビーコン:JX7SIX は来春まで QRT する見込み。 なお、
2008年4月に Jan Mayen へ 50MHz のオペレーターが 10月までの期限で渡航する可能性があり、
その時にビーコンの運用再開をする予定。 詳報後刻。

*Cape Verde, D4C/b.
 Joe:DL8HCZ/CT1HZE (info@DUBUS.de) によると、カポ・ヴェルデから新たなビーコン局 
D4C/B が 11月23日から運用を始めた。 ロケーションは HK76mv、周波数は 50.034MHz(若干
ドリフトあり)で、10W+GP で電波を出している。 この設備は N3DB による提供され、D44AC
のロケーションに IK2NCJ が設置したもの。

*50 MHz beacons.
 Dave:N3DB は、新たなエリアでの 50MHz のビーコン局の設置を支援している。 現在 50MHz
のビーコンが無いエリアに新たにビーコンの設置を考えているアマチュア局がいれば、連絡が
欲しいとのこと。
 Dave が関わったこれまでの設置実績は、CT1ART/b, ZD7VC/b, PR8ZX/b, V44KAI/b(設備更新), 
KH6HI/b(設備更新), CQ3SIX/b, AL7QY/b, C6AFP/b(設備更新), J5SIX/b, V73SIX/b(数種類
設置), CE3AA/b, AH2G/b など。 この他にもいくつかのビーコンが設置の準備中であるが、
50MHz ビーコンが必要なエリアはまだ多く残っている。 新たな 50MHz ビーコンが設置できそう
なエリアがあれば、キーパーソンを紹介して戴きたいとのこと。

【その他】
*50 MHz contests 2008.
 2008年の 50MHz コンテストカレンダーが http://www.qsl.net/oz6om/QSPDX/contests.html に
紹介されている。 興味ある方はどうぞ。

*VHF propagation forecast.
 Gabriel:EA6VQ によると、http://www.vhfdx.net/spots/map.php?Frec=TIC のサイトは、
V/UHF帯の電波伝搬予測の提供を始めた。 このサイトでは、50, 70, 144 及び 432MHz帯の
電波伝搬を提供しているもので、任意のウェブサイト上にも表示できる。 あなたのウェブ
サイト上にこのサイトの表示を希望する方は、http://www.vhfdx.net/spots/addticker.html
に条件・条項が明示されているので、必ず読むこと。

*PROPAGATION FORECAST.
 Thomas Giella:KN4LF は、31年に及ぶ気象予報と宇宙プラズマ解析の仕事からこのほど
退職した。 彼は自らの経験を活用して、「プロの眼」で見た分かりやすい長波、中波、
短波、そして 50MHz の周波数帯の電波伝搬予報を定期的に発表している。 毎週金曜日の
UTC の朝の時間帯(日本時間では毎週金曜日の夕方〜夜)に、E-mail によるメイリング・
リストで向こう7日間の予想を配信する。 http://www.kn4lf.com/kn4lf6.htm で本件に
関する情報を紹介している。

==============================================================================  これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず情報源 を明らかにして下さい。   では,また。 FB DX on SIX!! DE JF6DEA/1 es KE1EO 木下司朗 in 東京/福岡 E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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