SIX NEWS plus Jan 2k
(Japanese ONLY)
Translation & Edited by
JF6DEA/KE1EO
Shirow KINOSHITA


【各国短信】
*Activity from CE(チリ)
 南米チリでは CE3SAG がグリッド FF46 から 10W に 7el で運用している。 

*8Q7 Update(モルディブ:インド洋)
 PA0LPE は1月19日から2月3日まで,モルディブから運用する。 周波数は
50.135MHz で,ビーコンを出すかもしれない。 他に 8Q7QQ:Pierre が2月8日
から10日間程度(2月末までとの情報もある),PA3DYS も 8Q7 から 50MHz で
運用するとのこと。 DXCC を伸ばすには Good Chance か?!

*S92 On Air(サントーメ・プリンシペ:西アフリカ)
 DA1MH/KA0KKO:Matt によると,現地の Gary(コールサインは不明)から「50MHz
の 5el と FT-847 のセッティングを終えた」旨の E-mail を貰ったとのこと。 
S9 からの 50MHz での信号には要注意。

*V4 Expedition(セント・キッツ:カリブ)
 DX コンテスターの国際チームが,ARRL DX コンテスト CW に合わせて 2000年
2月14日〜22日に,北緯17度,西経62度30分のセント・キッツから運用する。
コンテスト(2月19日00:00z-2月20日23:59z)前後には 160m〜6m の Phone で
も運用する。 オペレータは  VE3BW Bob Andersohn, K0CCX? Markus Hammelmann,
DK5AX, Bruce Phegley, W4OV Julio Ripoll, WD4JR Norm Sanger, VE3VFR など。
V4 でのコールサインは,島に着いてから発給される見込み。
(註:【ビーコン関連】の項でも触れていますが,VE3BW はこの機会に V4 から
   の 50MHz のビーコンを復旧することになっています。)

*Pitcairn VP6BR(ピトケァン島:太平洋)
 JA1RJU,OH1ZAA,SM7AED 等の情報によると,OH2BR:Jukka が運用する VP6BR
が1月21日よりピトケァン島から HF での運用を始めた。 幸いにも(Jukka
にとっては不幸かも?)次の定期船は5月まで来ないので,Jukka はそれまで
島に足留めとなる。 HF では既に運用を始めている模様で,50MHz も計画で
は 100Wに 5el で QRV することになっている。 VP6BR に関する情報は
    http://www.n4gn.com/tx0dx/
で,今後詳細スケジュールが発表される見込み。
(註:Chesterfield島の位置は,VK4 の Townsville の真東,約1500km にあり,
   JA からであれば VK4,FK,ZL とのオープンがあれば,間違いなく QSO 可能
   な場所です。 50MHz の伝搬に明るい OH2BC や,環太平洋の伝搬を熟知し
   た JA1BK などが参加する見込みですので,可能性は高いでしょう。 DXCC
   にニューになりそうなエンティティのようですので,続報には注意が必要
   です。)

*Cocos Is.VK9C/Christmas Is.VK9X(ココス島,クリスマス島:オーストラリア)
 425 DX News 及び SM7AED によると,DJ4OI:Richard, DJ3OS:Bernd と DF6IC:
Joachim は,2月5日〜16日にココス島 (IOTA OC-003,グリッド NH87)から運用
する。 周波数帯は 160-10m の SSB, Pactor-II と PSK,それに 6m。 コール
サインは未定。 この後,彼らはクリスマス島 (IOTA OC-002,グリッド OH29) 
へ渡り,2月26日まで運用する。
(註:DJ3OS は 1992年に JA と QSO の実績がある D68DR, FR/DJ3OS(これは 
      DXCC には無効となった)などを運用したことがあるオペレータです。)

*J6 Trip(セント・ルシア:カリブ)
 「私(誰であるかは不明)」は,3月17日〜29日までセント・ルシアに行き,
J68AS で 50MHz でグリッド FK94mc から運用する。 設備は JRC の JST-245
と 3-500x2 のリニア(出力 600W)に 5el のスタック。 運用地はヨーロッパ
及び USA,太平洋,そして南方面に開けた海岸。 残念ながらアフリカと南東
方向にはロケーションが良くない。 周波数は 50.115MHz で出る予定。
QSL は N9AG まで。
(註:さて,「私」は誰でしょう?)

【ビーコン関連】
*KK4XO Beacon(アメリカ)
 フロリダ州南東部の大西洋岸 Ft.Lauderdale 近郊の Oakland Park;グリッド
EL96we から KK4XO のビーコンが運用を始めた。 周波数 50.074MHz,出力 10W
(FT-690)に 30フィート(約 9m)高の PAR Ominiangle。
(註:KK4XO に個人的に問い合わせたところでは,このサイトでは 6m ビーコン
   の他に,28.265/144.290/432.315MHz でもビーコンを運用しています。
   ビーコンは 1999年12月15日から運用を始めました。 リポートは KK4XO:
      kk4xo@arrl.net まで。)

*FR5SIX News(レユニオン:東アフリカ)
 F6HTJ:Michel によると,昨年夏に F5QT が設置し,運用を再開した FR5SIX は,
このほど標高 2100m のグリッドロケータ LG58 の新たなロケーションに移転した。
周波数 50.0225MHz,出力 1.5W は以前のままで,南北ビームのダイポールで運用
している。 なお,他の周波数帯も含むフランスのビーコンに関する情報は
    http://www.ref.tm.fr
に掲載されている。
(註:上記 URL で,"balises" を辿っていくと,リストが出てきます。 "balises"
   とは,フランス語でビーコンのことです。)

*New Beacon(アメリカ)
 N4RT:Ron は,周波数 50.075MHz,出力 10W で,アメリカ南東部のアラバマ州,
Orange Beach:グリッド EM69 からビーコンの運用を始めた。 アンテナは 6mH 
の Halo。 近々アンテナを高くしたいとのこと。
(註:N4RT:Ron は,1973年〜76年に日本に滞在したことがあり,KA2RT のコール
   サインで運用していたそうです。 当時,彼は JARL の All Asian DX コン
   テストに参加したものの,"KA" のプリフィックスの局はアマチュア局として
   扱ってもらえず(日本では法的には「在日米軍補助局」)失格となったこと
   が残念だったとのこと。 
   なお,同じアラバマ州では N4RT のロケーション Orenge Beach から 60km
   程度北西の Mobile から W4OA が 50.0735MHz で運用していることになって
      いるのですが,距離的にも周波数的にも近いところで新たなビーコンが運用
   を始めたことは,少しばかり気になります。)

*V44/B(セント・キッツ:カリブ)
 WZ8D:John は,セント・キッツの 6m ビーコンの更新にあたり,アンテナに関
して以下のような問い合わせをしている。
 VE7BW(V47CA):Joe は,この先数カ月の内に DX ペディションでセント・キッツ
に行く計画を持っている。 Joe は,V44KAI:Joel が 6m のビーコンを復活するに
あたり,何か手伝えることはないかと申し出てきた。 Joel が計画しているビー
コンの運用地は,標高 2000フィート(約 600m)のセント・キッツでも格好のロケ
ーションで,電源もあるところ。 Joel は,ビーコン用にグラスファイバー製の
アンテナを探している。 入手経路などをご存知の方は教えて欲しい。 これまで
使っていた Ringo(アメリカ・Cushcraft社のヴァーティカル・アンテナの商標名)
は,先の台風での 150mph(風速67m/s)の強風に耐えられなかった。 耐風性の
良いグラスファイバー製のアンテナか,もしくは Ringo をドネーションしてくれる
方があれば,VE3BW まで送って戴ければ Joe が持っていってくれる。 V4 からの
ビーコンは WA8R:Jerry が新たなメッセージ用 ROM を焼いてくれることになって
おり,コールサインは V44KAI/B になる見込み。 
 WZ8D の E-mail アドレスは,wz8djohn@megsinet.net まで。
(註:【各国短信】にもあるとおり,VE3BW は2月14日〜22日に ARRL DX CW に
   合わせてセント・キッツに行くようです。)

*Rhodos SV5SIX/b(ロードス:ギリシャ)
 SV5BYR,SM7AED等の情報によると,SV5SIX ビーコンが 50.016MHz で,この1月
29日から運用を始めた。 メッセージは "SV5SIX BEACON LOC KM46CG RHODES"。
現在は 800mW 出力にヨーロッパ向けの 5el。 設備は香港 DX アソシエーション
から提供を受けた。 目下,出力を 15-20W に増力すべく準備中。

*QRT Bcns
 EH7KW, VE9AA などによると,PY3ARL(50.030MHz), PY2AA(50.059MHz), V51VHF
(50.018MHz), V44K(50.0555MHz) は電波を出していないとのこと。
(註:常々感じるのですが,ビーコンは運用を始めたときは華々しく PR するの
   ですが,一時的にせよ運用を停止する場合は,的確なアナウンスをされる
   ことが少ないように感じます。 我々アマチュアのビーコンはボランティ
   アでの運用が殆どですから「しなければならない」と束縛することまでは
   ないでしょう。 しかし,特定の周波数で運用している以上,「アテ」に
   している人は某かいらっしゃるでしょうから,運用者はビーコンの運用を
   停止する場合は,それなりのアナウンスをして然るべきというのが正直な
   私見です。)

【コンディション関連】
>環大西洋(ヨーロッパ,アフリカ,北米,南米)方面
===========================================================================
YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
2k/01/06 1500-     G-GM, OZ-OH via Aurora
   01/07           EA-ZD8,PY
   01/08 0055      WP4O-CE0Z
   01/11 1700-     G4FVP-LA4LG, PA0-SP,OH8(KP24), G3WZT-SM3EQY, 
                   OH9SIX-PA0(KP36), ES1CW-PA0,G
   01/12 2200      ZD8VHF-F,GJ
   01/13 Late PM   ZD8VHF-KP4
         2130      ZD8VHF-EA,F,GJ
   01/23           DL1EJA(JO31ds)-OZ,SM,LA,OH @6m+2m via Aurora
   01/27           TR/b,3Cvideo-EH,F,GJ
   01/28 1400-1600 IT9-PA0,DL, G,GW,GJ,GD,GU,GM-9A,YO,S5,YU

>アジア・オセアニア方面
---------------------------------------------------------------------------
YY/MM/DD TIME(UTC) OPENING
---------------------------------------------------------------------------
2k/01/03 2145-     XE1/G0JHC(DL70rk)-VK3BWT(QF42),VK3OT(QF12ag)
   01/06           XE1/G0JHC-VK3AMK, etc
   01/08 0827-     DU1/GM4COK-JM3XEJ,JA2XW
   01/19 ??        VK3OT-TV signal in UAE & Middle East
   01/22 0130-     P29BPL-VK2/3/4 for 6 hours
                   P29KFS-VK2/3/4/5
                   UB5E(KN??) Signal @49.7504MHz-VK3OT
===========================================================================

【その他】
*ZL Website update
 ニュージーランドの ZL3TIC によると,ニュージーランドの 6m Web Page は,
このほど 44MHz-180MHz の TV 信号などの周波数リストなどを加えて一新した。
このホームページの URL は
    http://www.mycom.co.nz/zl3tic/zl3tic.htm
この他に,TV 放送の周波数リストは
    http://www.moc.govt.nz/rrf/vhff1.html
FM 放送の周波数リストは
        http://www.moc.govt.nz/rrf/extracts.html
で見ることができる。

*OX2K Expedition 関連情報(グリーンランド)
<沿革>
 1988年に OZ1DJJ/OX3LX:Bo が,OZ1FDH:Claus とグリーンランドから初めての 
EME QSO に成功した。 Bo はその後 W5UN や KB8RQ(共に 144MHz EME の世界的
な第一人者!)とも EME で QSO したが,その時に大規模な VHF の DX ペディシ
ョンをしてはどうか?とのアイデアが浮上した。 更に後で Sondrestrom にある
32m の Dish(パラボラ・アンテナ)を Bo が見に行ってからは,EME DX ペディ
ションができそうだとの感触を得た。
 そこで Bo は,この 32m Dish の近くに住む OX3HI:Holger と話してみると,
この 32m Dish は「運用するバンドによってはどうやら使えそうだ」ということが
ハッキリしてきたのである。 1998年になると,TELE Greenland(グリーンランド
の通信会社)で仕事を始めた HF/VHF/UHF/SHF の有名DXer OZ2ELA/OX3LG:Michael
の推しもあって,EME DX ペディションの計画が一気に具体化してきた。 Michael
の狂気沙汰ともいえるアクティビティに,この EME DX ペディションのプロジェク
トを賭けた。 Michael 無しでは,これほどまでに大規模なペディションは考えつ
かなかっただろうと思う。 この計画を協力にサポートしてくれた Michael と,
32m Dish への招待をしてくれた Holger には,心から感謝する。
<目的>
 今回の EME DX ペディションの目的は,144MHz, 432MHz そして 1296MHz の EME
で,可能な限り多くの QSO を成すことである。 ペディションでは,HF と 50MHz
でも 24時間運用する。 更に「グリーンランドにハムあり!」ということを世界
に印象づけること,グリーンランドがいかに素晴らしく友好的な地であるかを PR 
すること,そして地元のアマチュアや訪問者同志がこのプロジェクトを通じて,
お互いに有意義な瞬間を共有することなども,今回の EME DX ペディションの目的
である。 そしてもう一つのゴールは,グリーンランドの Sondrestrom への DX 
ペディションに集まる他のアマチュアに「ペディションはやればできる」というこ
とを判ってもらうこともある。
 今回のクルーは総勢 25名。 6組の設備を準備し,同時に6バンドで運用できる
ようにする。
<運用地 Kangerlussuaq について>
 Sondrestrom フィヨルドとしても知られている Kangerlussuaq は,グリーンラン
ド西岸から 160km 内陸に入り込んだところにあり,北極圏のライン(北緯66度33
分の緯線)から約 60km 北に位置する。
 グリーンランドの言葉では,Kangerlussuaq とは「長いフィヨルド」という意味
で,実際このフィヨルドの長さは 185km に及び,Kangerlussuaq の空港はこのフィ
ヨルドの最奥部にある。 Kangerlussuaq は,グリーンランド島内外を結ぶ交通の
拠点として,重要な地点でもある。
 グリーンランドに出入りする旅行者の 90% は Kangerlussuaq を経由しており,
デンマークの首都 Copemhagen への直行便をはじめ,FirstAir/Greenlandair に
よるカナダの Ottawa線,Greenlandair によるグリーンランド Kulusuk 経由の
アイスランド Keflavik線,また島内では Greenlandair による Nuuk, Kulusuk,
Sisimiut(Holsteinsborg), Ilullissat(Jakobshavn), Maniitsoq(Sukkertoppen) 
への各線などがここから出ている。
 Kangerlussuaq は,グリーンランドの他の街とは趣が異っている。 市街地から
離れた空港は周囲の雄大な景観にマッチしており,免税エリアでもある。
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 これらの情報の転載等は構いませんが,情報に責任を持つ意味から,必ず
情報源を明らかにして下さい。 

 では,また。  FB DX on SIX!!

DE JF6DEA/KE1EO
木下司朗 in 鹿児島
E-mail:jf6dea(at)ja6ybr.org


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