XU7ACD Report 14

XU7ACD QRV Again!
 まずは 50MHz の 6el を JA に振って,一目散に 50.017MHz の JA6YBR にダイアルを合わせる。  このビーコンの運用を始めて18年,自分自身,まさか海外でこれほどまでに活用するなどと夢にも思わなかった。

50.017MHz の JA6YBR をワッチ!

 "VVV VVV VVV de JA6YBR ...",聞き慣れた信号が勢いよくメーターを振って聞こえてくる。  『これは JA にオープンしている!』 確固たる感触を得て,50.110MHz の少し上でまずは CW で CQ を出す。 2003年10月3日,Zlog のオートCQ に真っ先に応答してきたのは, 0858z(現地時刻 1558)の JG3LEB:東口さんであった。 信号も安定している,これなら3以西は確実にオープンしているはずだ。

 QSO を終えて QRZ を出すと,JA3EGE, JA5CMO, JR2KDN ..... と蒼々たる皆さんからコールを受ける。 JA ではとても考えられないことだ(笑)。 昨年は CW で1局も QSO していないので, 暫くは CW で QSO を続けよう。 JA1, JA4, JA5, HL, JA6 とオープンの様相は予想どおり。 まぁ,こちらも少しばかり(いや,かなり?)イモオペなのでお世辞にも効率はいいとは言えない。

初日の 50MHz
 0920z(現地時刻 1520)の JH6RRR との QSO は,メーターが振り切らんばかり。 コンディションのピークを思わせる強さの信号であった。

JA に振った 50MHz 6el HB9CV

 ここでモードを SSB に変更,JA6TEW を皮切りに CW でも QSO した JH6RRR, HL3IB そしてJH6BPG とお馴染みの皆さんからコールを受ける。 その後は JA3, HL, JA5 と呼ばれたが, 長くは続かなかった。 コンディションのピークと読んだ時は『時少し遅し』だったのだろう。

 SSB でのコールが途切れた後に CW に戻ったが,その後は JA3FYC に続き,0929z(現地時刻 1629)の JA6VU からのコールで途絶えた。 その後も JA6YBR を聞きつつ JA 方面へのコンディションを把握しながら CQ を出し続けたが, JA からのコールはコピーできなかった。 どうやらこの日の 50MHz への QRV はコンディションに対して少し遅すぎたようだ。 まぁ現地についてすぐのオン・エアなので,仕方ないか?  明日も午後の時間帯に JA 方面へのオープンはあるだろう。 この日の成果は 31分間のオープンで CW/SSB 併せて 44-QSO だった。 

 50MHz のコンディションが沈んだ後は,HF に QSY,まずは 14MHz の SSB にオン・エア。 ヨーロッパへのオープンはまだなのか,JA, HL, VR2 など極東方面からのコールが多かった。          
【2003年10月3日の50MHz交信状況】
0858-0929zHLJA1JA2JA3JA4JA5JA6JA7JA8JA9JA0Total
CW5358533000032
SSB4002024000012
TOTAL93510557000044

突然の雷雨
 14MHz の SSB で 70局ほど QSO した後,CW に移った。 相変わらず JA 方面からのコールが多い。 辺りは夕暮れ,下のバンドへの QRV を試みる。 同軸が繋がっているアンテナをチェックすると,10MHz には問題なく出られそうだ。  7MHz はちょっと VSWR が高い。 アンテナはあるのだろうが,綺麗に展開されていないのだろう。 7MHz は明日の夜にして,今日は 10MHz に出ることにする。

 10MHz のアンテナはダイポールだが,パスは 7MHz とほぼ同じ感じなので,この時間は東方面からの信号に注意を払う。 JA に混じって VK が呼んできた頃,降り始めた雨がひどくなった。 「バリバリッ」とバンドに雷ノイズが入り, 窓の外も稲光が暗闇を照らしている。 程なく「ドド〜ン」という地響きのような雷鳴! ヤバいなぁ... Sihanoukville の街は高い建物が少ないので,下手をすればやられてしまいそう。 同軸と電源を全て外し,雨が一段落するまで一旦運用を中止することにした。  バンコクも同様,この辺の雨は豪雨と雷雨が一緒に来るが,小1時間も待ってれば弱くなってしまう。 ジックリ待つ方が賢いというものだ。 待ってる間にシャワーを浴びたり,腹を満たしたり,適当に暇をつぶした。

    
【2003年10月3日のXU7ACD交信状況】
Band
[MHz]
CWSSBTotal
101060106
148673159
211030103
50321244
TOTAL32785412

 予想どおり,時計の長針が360度回った頃には雷鳴も遠ざかり,雨も小降りになった。 さっきの 10MHz に戦線復帰。 アメリカ西海岸の日の出まで粘ってみることにする。 途切れることのない JA からのコールに混じって, 1253z に W6RKC からコール。 いよいよWに開きだしたか? "JA QRX" を打ってアメリカからのコールを待つが,後が続かない。 再び「オープン戦」に切り替えつつ,何分かおきに "QRZ USA" を打つ。  1321z に W6IJ, W6AJW が呼んでくる。 その後 1330z を過ぎて W6, W7 から 10局以上バタバタと呼ばれたが「相手」も陽が昇ったからか,その後は信号が弱くなってしまった。

 21MHz がよく聞こえている。 ヨーロッパ向けに CW で出てみる。 この後は CW を中心に 21/14/10MHz で主にヨーロッパ方面と QSO し,1805z の 14MHz での OK1DRQ を最後に床に就いた。


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