XU7ACD Report 6

    
束の間の優越感
 28MHz でやっているコンテストのログを見ると500QSO。 目標は 1000QSO だが,明日〔2002年10月28日(月)〕は XU7ACD の免許更新のため, プノンペンに早めに到着すべく,朝8時発のバスを予約している。 現地時間の朝7時にコンテストは終わるが,後片づけや荷物のパッキングの時間を考慮すると, 月曜朝の運用は極めて難しい。 目標に届くかどうかは解らないが,運用は27日一杯とし,月曜日の運用は諦めた。
 2002年10月27日(日)0617z,EM3J との QSO を皮切りに「ヨーロッパモード」に突入。 JA からもパラパラと呼ばれるが,ヨーロッパからのコールが途切れない程度に続く。 ZS6WPX, P3A(=5B), EA6DD, 3V8BB などからもコールがあり, イモオペながらも,束の間の優越感(?)に浸る。 1カントリー1局である(カンボディアからは他に誰も出ていない)ので,呼ばれるのだろう,これがペディションの醍醐味である。
 0959z の RA3LBW でコールが途切れた... と,「あっ!」 50MHz のオープンは? すっかり忘れていた。 すぐさま 50MHz に QSY,JA6YBR が 50.017MHz でまぁまぁの強さで聞こえている。 110 の少し上で CQ を出すと, 1005z に JE6DOI からコール,その後 5 と 2 から呼ばれたが4局で「打ち止めぇ!」,JA6YBR はまだ聞こえていたので,暫く CQ を出していたがその後は呼ばれている気配も無い。 仕方なく 50MHz を QRT したが, コンテストに気をとられ,オープンに気づくのが遅すぎたようだった。 反省!
    
【2002年10月27日の50MHz交信状況】
2002年10月27日JA1JA2JA3JA4JA5JA6JA7JA8JA9JA0Total
1005z〜1010z02001100004

XU7ACD Sign Off

コンテスト ペディションの「友」?

 再び 28MHz のコンテストに戻るが,もうコンディションはかなり落ち気味。 なんとか聞こえている GJ, GD などヨーロッパの奥の方のニューマルチを呼びに回る。  更に YA5T, A45XR などのニューマルチと QSO するが,コンディションは下降の一途を辿るばかり。 1200z を回るともうヨーロッパの信号は殆ど聞こえない。 1320z の YB2LAB との QSO を最後に「潔く」運用を諦め, 翌日の準備に入った。
 コンテストのスコアは 789 QSO,78 エンティティ,そして世界40ゾーンある CQ ゾーンとは 28ゾーンとの交信だった。 目標には届かなかったが,初めてのペディションにしては... やっぱり不十分だったかな。 ペディションの「友」からのお誘いに律儀に応じたのと,JA でのマルチオペでの「厳しい鍛錬」の成果がモロに出たようで, ゆっくり眠ることができたのは大いなる収穫(笑)だった。

CU Again

Shack がある Sea Beach Guest House
を切り盛りしている Chan 一家
 2002年10月28日(月), 日の出とともに目が覚める。 コンテスト中にしては「健全」だなぁ...。 昨夜のうちにアンテナの同軸は全部外した,電源も全部切り離した。 朝,ひょっこり 28MHz をワッチして, Wの大オープンでもあろうものなら,ついつい QRV しプノンペンへのバスを逃してしまうかもしれない。 そういう「誘惑」をハナから断ち切るために,前の晩のうちに自衛手段(?)を打ったのであった。
 次の運用者のためにアンテナやローテータの不調など,今回の運用で気づいたことをメモで残す。 荷物をパッキングして,シャックの原状復旧をゲストハウスのオーナーと共に確認,部屋のメーターに応じた電気代を支払った。  シャックがある部屋はエアコン+無線機があるので,その分の電気代は別払いである。
 バスが出るターミナルまでのモトサイ〜「モーターサイクル」=バイクのタクシーのこと〜を呼んで貰う。 この街ではこのモトサイが重要な公共交通手段である。 今回はノートパソコンを入れたバッグと,着替えや小物を入れたディバッグだけだったので問題なかったが, 一人で移動する場合は,携行できる荷物が限られるので,現地の交通手段なども考慮する必要があろう。
 「また来てね,チュッ!」という Nida からの別れの挨拶があったかどうかは記憶の彼方だが,Guest House の皆さんに再会の約束をして別れを告げ,無線三昧の3日間を過ごしたシャックを後にした。


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