XU7ACD Report 7

プノンペンへ

プノンペンと Sihanoukville を結ぶ定期バス

 到着日〔2002年10月26日(土)〕に予約した 8:00 発の定期バスでプノンペンへ戻る。 バスは韓国製の立派なもの。  カンボジアは韓国と同じ車が右側通行のシステムなので,韓国の「中古バス」はそのまま走れる。 日本製だとハンドルを付け替えなければならないので, 面倒だ。 道路は Sihanoukville へ来た時同様,快適である。 同じ道を戻るので当たり前か。

 プノンペンへの交通機関は 10時間以上かかる鉄道か,3〜4時間で到着するバスしかない。 バスはソコソコ混んでいた。 隣に座ったのはプノンペンに住むカンボジア人の学生で, 英語も話す。 プノンペンは初めてだったので,市内や空港までの足やだいたいの料金などを聞いてみた。 市内の足は殆どがモトサイ(バイクの後ろの座席に乗せてくれるタクシー), 交渉制で市内なら US$1 以下,空港までなら高くても US$2〜3 だとのこと。 中には「ボル」輩もいるので気をつけたがいいよと忠告もしてくれた。 まぁ,世界何処に行っても似たようなものだ。

 プノンペンに近づくにつれて,車窓から見える家の数が増えてくる。 大きな交差点や集落では,乗客のリクエストに応じてバスが停まっていく,どうやら予め決まった「バス停」なんて無いようだ。  バス停にバスが近づくと,金魚の糞のように最寄りのモトサイがバスに寄り添って来る。 バスから降りた客を狙っているのだ。 一昨日降り立った空港の前も通った。 隣の学生君に「このバスは空港でも降ろしてくれるのか?」と尋ねたら,「運転手に伝えておけばどこでも降ろしてくれるよ」との答。 じゃ, 次は空港で降りるようにするかな。

 と,程なくして終点のプノンペン,セントラルマーケット前に到着,時計を見ると 12:00 を少し回ったところ。  免許更新の MPTC は午後にしよう。 バスを降りるとモトサイ達の激しい「客引き」に見舞われたが,暫く街を見たかったので勧誘を振り切って街に出た。

プノンペン散策

プノンペンの「電源街」の店

 MPTC に行くまで街を散策することにした。 といっても今回はフツ〜の海外旅行ではないので(笑),ありきたりの観光名所には行ってもないし,訪ねる時間も無かった。

 適当に歩いて回ると「プノンペンの秋葉原」,いやプノンペンの「柏崎刈羽」ではないが,電気街ならぬ電源街があった。 夥しい数の発電機とバッテリーが勢揃い。 JA の移動運用好きな人なら,1日中楽しめるのでは?  (井戸吉の皆さん,如何ですか?) 価格は日本並みか,少し安い程度か? だが,果たしてこれらが全て新品なのか,確実に運転できるのかはマユツバものである... というのは勘ぐり過ぎか?

 そういえばプノンペンから Sihanoukville の行き帰りにも,配電線は繋がってない田圃の真ん中の家なのに,日本のその辺の2mGPよりも遙かに高く上がったテレビのアンテナを沢山見かけた。  また,道路沿いには飲み物の空き瓶に入ったガソリンが,あちこちで売られていた。 そうか,そういう訳だったのか,この国は既に「分散型電源」が普及しているのである...。 娯楽が少ないこの国では電灯は無くともテレビは必要な訳で, そのテレビを見るべくそれぞれに発電機とバッテリーを設備するってことだ。 店の中には,客が持ち込んだ発電機を分解して修理しているところもあり,この国の「電源街」であることを物語っていた。

中央郵便局へ

MPTCの隣のプノンペン中央郵便局
 街をぶらついていると,通りかかるモトサイが片っ端から声をかけてくる。 「Where you go?」ってのが多かったなぁ。 従って,モトサイに限れば足を探すのに苦労することはない。  あとは「当たり外れ」の運のようなもの。

 適当にモトサイを捕まえて,中央郵便局に行った。 免許更新をする MPTC はこの隣にある。 下手に MPTC なんて言っても伝わらないのが関の山。 初日の「予習」によれば,モトサイはどうやらマジメに目的地を目指している模様。  地理に疎い外国人と見るや,わざと遠回りして料金をふっかける悪質な野郎も(まぁ世界中何処にでも)いるので,これも自衛策。

 モトサイ15分ほどで US$1(=約40バーツ)。 バンコクのモトサイの相場は知らないが 15分くらいなら高くても 20バーツだろう。 やはりプノンペンは物価が高い。 モトサイのおっちゃんは客を離したくないからか「待ってるから,終わったらここに来てくれ」と言う。  まぁ,本当に待ってるかどうかもアヤシイので,帰りに彼のモトサイを使うかどうかは免許更新が終わって決めることにしよう。 さて,これから MPTC のオフィスへ出向くことになるのだが, 果たして,免許更新はうまくいくだろうか?


[GO to Report 6] [GO BACK to Top] [GO to Report 8]