XU7ACD Report 9

QSL作成
 帰ってきて最初にすることは,QSL の作成である。 今回は XU7ACD での初めての運用であり,QSL カードは「現地色豊か」なものを作りたかったので, QSL マネージャをお願いしていた JH6QIL:楠本さんにカードの印刷会社を探してもらっていた。 海外に住む私にとって,QSL 作成段階の写真やレイアウトの確認は少しばかり厄介なことである。  数ある印刷会社の中から,電子メイルを使って写真やレイアウトの確認ができることや,こちらの希望についても相談にのって戴けることから,楠本さんお薦めの 日の出印刷 さんに作成をお願いすることにした。 シャック周辺で撮影してきた写真から QSL のデザインを自分なりに考え,楠本さんや家族に相談してみる。 電子メイルで気軽に QSL のデザインを相談できる... 便利な世の中になったなぁ。

 ラフデザインが上がったので,イメージを伝え印刷会社に写真を送り,レイアウトをお願いする。 データー欄の下部には,今回の運用でお世話になった面々への謝辞を入れた。 データ欄をどうするかちょっと迷ったが, 「いろいろなソフトがあるので何とかしましょう!」と楠本さんに一肌脱いで戴けることになったので,今回はフツ〜のものにした。 後で考えれば,直接プリンタで印刷したり,ラベル使うなどすればどうにでもなるので,データ面は何も印刷しなくてもよかったかなぁ?とも思ったが。


XU7ACD の QSLカード
 何度かのやりとりの後,左のカードが出来上がってきた。 う〜ん,我ながら満足の出来?! 南国情緒豊かなシャック最寄りのビーチを背景に, 無線+カンボジアの色が滲むアンテナをバックに地元の看板,そして滞在中世話になった地元の コンテスト ペディションの友を題材にした。 他にカードを作る機会があれば,この「地元の友」は登場させたいなぁ...,でも, このような「友」がいないところだったらどうしようか,それはその時に考えよう。

 今回は 1000枚の QSL を準備した。 楠本さんに3日間の Zlog データを送る。 これで無事に QSL の発行体制も整った。

コンテストログ提出
 今回の目的のひとつであった CQ WW SSB コンテストへのログ提出も忘れてならないことである。 せっかくカンボディアから(恐らく1局だけだろうけど)コンテストに参加したのだから,ログを出さなくては!  現地で入力したログを整理すると 28MHz ローパワー部門で,28CQゾーン・78エンティティの 789局と QSO していた。 実質48時間の半分くらいしか QRV していないので,こんなものか? でもこれまでの記録を見ると,交信局数が少ないのは確か。

Ministry of Posts & Telecommunication of Canbodia
カンボディア郵政通信省

 かつては,コンテスト参加後のログ整理は大変なものだった。 ログは全て手書き,デュープ(重複交信)チェックシートも手書きで表を作って,サフィックスの最初の文字などで分類していく。  一般的にコンテストからログの提出締め切りまでは1〜2か月ほどあるが,ログ整理には結構な時間が必要だった。

 その後,デュープチェックをパソコンで行う方法が広まり,コンテスト後の作業も少しばかり軽減されたが,飛躍的な「合理化」が図られたのは昨今では広く流通している "コンテスト・ロギング・ソフト" の登場によるところが大きい。 これにより, デュープチェックはもちろんのこと,獲得したマルチプライヤーや時間毎の交信局数の推移,カントリー毎の交信局数など,様々なデータが瞬時に獲得できるのである。

 かつては郵送が主流だったログの提出も,現在では電子メイルによる提出の方がウエイトが高くなっているようだ。 手元のロギング・ソフトで規定のフォーマットに加工し,指定のアドレスに送るだけ。  今回は,ロギング・ソフトの使い勝手,ログデータの送付,QSL への印刷なども考慮して Zlog を使用,コンテストログの提出も短時間で作業を済ませることができた。 さて,結果はどうであろうか?

Serious Problem
 楠本さんの手元に印刷が上がったカードが届き,QSL の発行を始めた旨のメイルが入った。 QSL の請求もボチボチ届きだしているようだ。

機上から望むプノンペンの街
 と,楠本さんから「たいへんだあ!」のメイル。 50MHz で QSO した JG3HBO:松本さんから「QSL のデータが違ってる!」というメイルが届いたようだ。 えぇ〜! どうして?  早速楠本さんに送ったログを見てみると... ガ〜ン,ヤッパリ違ってる!

 今回,50MHz はオープンしたとして,多くても 300局程度の QSO だろうと予測していた。 現地ではコンテスト・ロギングに使っていたパソコンの設定も時間が惜しかったので, ログは紙ログの手書きとした。 データはバンコクに帰ってから Zlog に入力したのだが,この時に日付の設定を確認していなかったのである。

 楠本さんには早速「正しいデータ」の 50MHz ログを再送付するとともに QSL の再発送をお願いし,既に発送した 50MHz の QSL カードの宛先を聞き,私からもお詫びのメイルを出した。 「間違ったQSL」は幸い数える程度しかなかったので,傷は浅くて済んだ。  ちゃんと確認しなきゃいけませんね〜。 松本さん TNX! そして,ご迷惑をかけた皆さん,ゴメンナサイ。 これも QSL ハンドリングのノウハウの一つなのでしょうねぇ。


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